2009年03月02日

KUROBEアクアフェアリーズ@上尾 その2

日曜日のアクア。第1セットこそレセプションがボロボロに乱れて、勝負になりませんでしたが、第2セット以降は、これこそアクアのやりたいバレーなんじゃないのか? という素晴らしい内容で3セット連取。キルブロックが「これでもか!」というくらい出た、本当にスカッとする試合でした。

これまで何度か書いてますが、前回リーグで初めて見て以来、アクアはブロックが結構いいというイメージを持っていました。写真を撮っていて、ブロックがきっちり2枚揃うことが多いよな〜と思うのです。プレミアでは普通ですが、チャレンジではチームによってかなり差があります。その印象は今年さらに良くなりました。張の加入で高さも増したし、村上とぴったり揃うとまさに「壁」って感じです。

第2セットから入ったシカマックスのサーブが流れを変え、中盤で連続得点。田中弓貴と高崎のサーブも良かった。相手のレセプションが乱れ、単調になった攻撃をブロックで叩き落す。若しくはワンタッチを取って、自チームの攻撃に繋げる。見事なサーブ&ブロックを何度も見ることができました。

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アクアのレセプションも数字的には良くないんですが、シカマックスは崩れなかったし、田中弓貴もリベロ熊谷も、セッターがコントロールできる範囲内にはしっかり収めていました。だからこそ村上は「打ち屋」に徹することができたし、位田もセンター・ライト中心にいい組み立てができていたと思います。

では、KUROBEアクアフェアリーズ「早春ブロック祭り」の様子をご覧下さい。

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この日大活躍のシカマックスが1枚でシャット

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高崎が谷口をシャット

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高崎の移動が早く、しつこいブロックにかなり好感。

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チャレンジリーグ指折りの高い壁

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これはネット越えてないだけか?

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ほーかくはこの日キルブロック6本

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これも多分ほーかくのシャット

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  _   ∩
( ゚∀゚)彡  ほーかく! ほーかく!
 ⊂彡


残る試合は4つ。現在5勝9敗と4つ負け越していることを考えると、1つも落としたくないところ。上位との対戦は全て終えていますし、勝敗を5分に持ち込むのは必達目標です。

7日(土):vsGSS(いしかわ総合スポーツセンター)
8日(日):vs熊本FL(いしかわ総合スポーツセンター)
21日(土):vs四国88(高松市香川総合体育館)
22日(日):vs柏エンクロ(高松市香川総合体育館)

気が早いですが、次のリーグでは1度くらい北陸遠征をしたいと思っています。今後の成り行き次第では、来シーズンはチャレンジ中心に見ることになると思うので、当blogでも積極的に取り上げております。あとは優勝の行方が気になります。少しでも興味をお持ちの方は、最終週(21・22日)の上尾大会へぜひお越し下さい。

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posted by 千酔亭 at 23:33| Comment(4) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月01日

KUROBEアクアフェアリーズ@上尾 その1

今週のアクアはホームゲームでしたが2連敗。相手がPFUに三洋とキツいところだったとはいえ、土曜のスタッツの数字はちょっといただけない。実際に見てないのにこういうこと書くのも何ですが、結果として負けるにしても、こういう試合を特にホームではやっちゃいけない…と言いたくなるような内容だったんじゃないかと思えます。

私が今リーグでアクアを見たのは3試合。結果は2勝1敗で、負けた1つにしても2セットダウンから盛り返して、フルセットに持ち込んだ内容の濃い試合でした。なので5勝9敗という今のアクアの成績が、私にはどうにも不思議に思えるのです。いい時と悪い時の差が、それだけはっきりしてるってことでしょうか? …そういえば上尾戦の第1、第2セットは目を覆いたくなるようなひどい内容でしたっけ…。

上尾は明確な狙いをもった緩いサーブを多く打ってきました。前衛の選手に取らせて、ブロックの的を絞りやすくするもの。ド素人の自分でもわかるんだから、もうちょっと何とかならないの? と思ってしまうほど、相手の「注文」にハマっていました。11-25、13-25…スト負けの予感が色濃く漂う状況。その後に監督からどんな指示が出たのかは知りません。田中弓貴が輪の中でかなり長いこと熱っぽく話していましたが、もちろん内容はわかりません。でもそこから様相が一変しました。第3、第4セットを取り返した時に、スタンドで思わず「できるなら最初からやれ〜!」って叫んだのは内緒です。

先にマッチポイントをつかみながら、最終的に勝てなかったのはとても残念ですが、得るものは大いにあっただろうし、翌日の快勝にもつながったと思います。正直に書くなら、第1、第2セットの内容に対する不満は、主にセッターの位田に対してだったわけですが(「いんでん」と読んでしまった人は反省するように)、内定選手であることを考えれば、修正がしっかり利いたことを評価すべきかとも思います。甘い? でもセッターがリーグ直前に加わることの大変さは、バンブーファンの私にはよくわかるのです。

先日も書きましたが、土曜はカメラを持って行かなかったので、試合を見ることに集中しました。今まで見えていなかったことがいろいろ見えたように思います。昨年も同じ会場でアクアを見ていますが、kazさんに刷り込まれた「シカマックス」の名前と、漠然としたチームのイメージしか印象に残りませんでした。サマーでは「あ〜、菅原弓貴だ〜!」で終わりました。ファインダー越しに見てばかりいると、どうしても視野が狭くなります。

カメラを持つ時間を減らした流山では村上と熊谷が、カメラを持たなかった上尾では高崎がとても印象に残りました。今日と明日に分けて、日曜に撮った写真を載せていきます。

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選手とスタッフの皆さん

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輪の中心に田中弓貴というシーンを多く見ました

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めっちゃ嬉しそうです

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ほーかく高過ぎだって…

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一生懸命乾かしています

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何だかちょっとお気に入りの熊谷

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コートネーム(ヒョウ)の由来は何なんでしょうか?

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きっちり揃って、しっかりワンタッチ

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高崎のブロード。いいセンターだと今頃わかった

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このボールをどうしたらいいか、キャプテンに相談中(違


続きはまた明日。

posted by 千酔亭 at 20:43| Comment(0) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月28日

PFUブルーキャッツ@上尾 その3

今週末のチャレンジリーグは千葉と富山で開催。富山の方には見たいチームが4つとも集結しています。青猫、アクア、三洋、四国。あ〜見たいな〜。土曜日は青猫vsアクアの隣県対決。「北陸ダービー」として盛り上がってほしいところですが、この言葉でWEB検索するとやはりサッカーの話題ばかりが出ます。アルビレックス新潟vsカターレ富山。若しくはカターレ富山vsツエーゲン金沢。バレーの認知度は低いのですね。面白い試合やってるのに。

それでもまだ、富山の方ではテレビ局で取り上げられているのを確認できました。こちらのページでニュース映像を見ることもできます。えらいぞ北日本放送! 負けるな石川県のテレビ局!


そろそろ本題に入りましょう。PFUといえばオーバーハンドでのレセプションにこだわって、アタックライン近くに並んで構えるフォーメーションを採るチームでした。過去形にしたのは今年はずいぶん違ったからです。改めて去年の写真と見比べると、やはり少し下がっています。上尾の会場はエンド側に席がないので、同じ角度では比較できないんですが、それでもわかりました。

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以前に載せたことがある、昨シーズンの東京フェスティバルの写真です。アタックラインから2mくらい下がった位置に並び、リベロの竹村だけがそこからさらに1.5〜2m後ろという位置取りに見えます。このフォーメーションの狙いをkazさんが書いていたことがあったはず…と思って探したら、去年4月の記事にありました。

「世の中はファイナルラウンドですが」(強行突破 SPORA別館)

記事の一番最後の方です。チャレンジマッチでバンブーと対戦することが決まってしまい、バンブーは青猫にどう対処すべきか? という視点で書かれています。シーズン後にキープレーヤーだった竹村と、チャレンジマッチでリベロを務めていた山田が抜けてしまい、サマーではセッターが本職の(というか何でもできる)時長がリベロでした。

その後に池田が加わって、ほぼ全ての試合でスタメンを務めています。安定していい数字を出しているし、なかなか頼もしい奴です。ただし去年の竹村のような、1人だけ異なる位置取りにはなっていません。そのあたりを見比べましょう。セッター古藤が後衛ライトのポジションから、6つのローテを全て撮りました。池田が誰に代わって入っているかと、前衛レフトが誰かを参考のために書いておきます。

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第1ローテ(塚原→池田)、佐藤

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第2ローテ(塚原→池田)、清水

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第3ローテ(川上→池田)、塚原

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第4ローテ(大久保→池田)、古藤

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第5ローテ(リベロなし)、川上

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第6ローテ(塚原→池田)、大久保

たぶんこれで合ってると思うんですが、何かちょっと記憶が曖昧だったりして…。で、去年のフォーメーションに比べると、全体的に後ろに下がっているのがわかります。アタックラインから2.5〜3mあたり。キャッチは基本4人に見えますが、川上はほとんど取ってません。この試合では3本だけ。それも前衛狙いの緩いサーブだったはず。交代で餅田が入ったら4人になります。日曜日の試合ではセット中盤で川上→餅田という交代が、3セットとも行われていました。やっぱり餅田が入るとホッとします。

とはいえこの試合、かなりレセプションを崩されまして、公式スタッツでの成功率は何と38.9%。…そこまでひどくなかったと思いますがね…判定員厳し過ぎ。前回の更新で載せた写真に、餅田がオーバーで取る様子がありましたが、あんな低いボールはアンダーで取ろうよって思ってしまいます。ちなみに新加入のリベロ池田は、ほぼ全てアンダーでした。今のフォーメーションならそれが正解だと思います。まあ、それだけ崩されても負ける気は全くしなかったし、実際ストレートで勝ったんですから、力の差としか言い様がありません。

今日の試合はアクアにスト勝ち。各セットとも20点も取らせず、サーブレシーブ成功率も78.8%という素晴らしい数字。よしよし。…つーか、アクアが何やってんだって感じのスタッツの数字ですが…。

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3月に入って、残すところあと5試合。対戦日程は下記です。

1日(日):vs四国88(黒部市総合体育センター)
7日(土):vs大野石油(いしかわ総合スポーツセンター)
8日(日):vs健祥会(いしかわ総合スポーツセンター)
21日(土):vs上尾(上尾市民体育館)
22日(日):vs三洋電機(上尾市民体育館)

Vリーグ機構もなかなか素敵な日程を組みましたね。最終週の土曜日に上尾と対戦するのは去年と一緒。そこでかなり悔しい内容のフルセット負け(25-23、24-26、25-21、23-25、13-15)を喫して、それを引きずってしまったのか、翌日の健祥会戦でスト負けを食らい、相手の優勝シーンを目の前で見ることになりました。

とにかくまず、前回の対戦で負けている四国に明日きっちりと勝ち、ホームの2試合を連勝し、1週間のインターバルで問題点の修正を図って、再び埼玉に乗り込んできて下さい。優勝の瞬間を見に行こうと思います。ええ、仕事サボってでも行きます(え?)。

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posted by 千酔亭 at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) |  → PFUブルーキャッツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

PFUブルーキャッツ@上尾 その2(追記あり)

本題に入る前に、パイオニアレッドウィングスの活動継続決定について触れておきます。ついさきほど、山形新聞のサイトで吉報に触れました。チームの存続を「検討中」という段階でニュースになり、存続を願うファンが署名活動を行っていました。実は先日の上尾にもその中の1人であろう方がおり、私も協力させていただきました。毛の先ほどの微力に過ぎませんが、役に立ったのなら幸いです。

しかしながら、喜んでいるであろうファンの方々に、あえて冷や水をかけるようなことを言わせていただきます。今回の活動継続宣言は、1年の猶予期間をもらった…という程度に考えておいた方が良いと思います。いつ廃部になってもおかしくない状況は、何も変わってはいないのです。少しのあいだ先延ばしになったに過ぎません。その間にチームは何をしなければならないか。ファンに何ができるのか。それを考え続けて下さい。廃部は1チームだけでたくさんです。


真面目な話はこのくらいにして(え?)、本題に入ります。日曜日の上尾は第1試合が10時から。早起きをして第1試合を見る。アクアの逆転勝ちに満足し、そのままの位置で第2試合の青猫を待つ。ベンチの上というか後ろというか、そんな位置に座ってましたが、幸いにもこちらサイドに青猫が来ました。ラッキー! プレミアに比べてやけに短い練習時間を疑問に思いつつ、キッズエスコートと公式ウォームアップをじっと見る。

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サマーから期待しているかわいい新人(鈴木&足立)に目が行く。鈴木はずっとニコニコしていましたが、真っ先に思ったことは体の厚みが増したな〜ということ。しっかりトレーニングして、筋肉がついたんですね(と思いたい)。足立は髪の毛の色がやたらと明るくなったこと以外、特に変わっていないように見えました。ちょんまげがかわいい。

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サマーの頃からどう成長したか見たかったのですが、2人とも出場機会はあまり多くありませんでした。特に足立は日曜日は出番なし。よくわからないまま、週末が過ぎてしまいました。もちろんまだまだこれからの選手なので、期待は次回の上尾大会に持ち越しです。ちなみに2人のコートネームは「ミク」と「ソラ」。某埼玉のチームの新人と一緒です。偶然にしてはなかなか凄い。

公式ウォームアップで注目したのは内定の川上。179cm。1月17日のエンクロ戦から登場し、この日が7度目の先発スタメン。果たしてどんなもんかとじっと見ていました。正直ジャンプ力はもう1つ。なかなかパワフルだし、背筋強そうだな〜と思ったりしましたが、完成度はまだまだ低い。逆に言えば、伸びる余地がまだ相当ありそう。いい選手を獲れましたね。レセプションはお粗末なので、リーグが終わったらみっちり鍛えてもらうとよろしい。

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ここから追記です。26日夜に書いております。

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こちらも新加入の清水(14番)は一昨年までKUROBEにいて、キャプテンまで務めた選手。誰よりも大きな声を出してチームを鼓舞する三十路(失礼)のベテランは、やはり安心して見ていられる選手でした。土曜日は内定初スタメンのリベロを盛り上げつつ、自身もかなりの本数を捌いていました。打つ方もまずまず。日曜日は昨日も書きましたが、相手センターがずい分塚原に張り付いていたので、ある程度楽に打てていた印象です。15/27で決定率は何と55.6%。素晴らしい!

特別パワーがあるとか、高さがあるとかはもちろんないのですが、その時の状況に応じて選択肢の中から巧みに選び分けている…とでも言えばいいんでしょうか。大崩れの心配はないだろうという安心感があります。何となくですが、本当にバレーを好きでやってるんだろうな〜とも思いました。現役Vリーガーでは残り少なくなった妹背牛OG。パイオニアの庄司ともども頑張って欲しいものです。千酔亭は北海道の北の方出身の選手を無条件に応援します。

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…と言いつつ、やはり最も安心して見ていられるのは餅田だったりします。レセプションこそオーバーハンドキャッチにこだわり過ぎて、短くなったり低くなったりというシーンが見受けられますが、打つ方はとにかく無類の安定感です。今リーグ通算のスパイク決定率は44.5%。168cmのレフトアタッカーがはじき出している数字です。試合を見たことない人がこの数字だけ見ると、PFUは餅田の決定力に頼ったチームと思うかも知れません。実際はそんなことないんですけどね。決して誰かが突出しているということはないチームです。

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PFUに限ったことではありませんが、試合を見ていて「ここはエースで勝負しろ!」と思う場面があります。私は特定のエースにばかりトスが集まるようなバレーは好きじゃありませんが、しかし勝負どころでの選択肢としてなら、それは当然「あり」です。そういう意味で、古藤は実によく餅田を生かしていると思います。それはやはり、古藤自身もまた「エースのマインド」を持っているからでしょうか。2段トスを強気にぶち込む姿は、とても様になっています。

…と持ち上げておいて落とすのが私(笑)。ちょっと面白いシーンをご紹介しましょう。

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高く上がったボールをジャンプトスしようと待ち構えているところです。この時、「ネット際のネタージョ」古藤はちょっと面白いことを考えていました。軌道からいって、このボールはネットを越えて相手コートに落ちる。トスを上げると見せかけて、そのまま落としてやろう。Ψ(`∀´)Ψ ケケケ

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(ノ∀`)アチャー
posted by 千酔亭 at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) |  → PFUブルーキャッツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

PFUブルーキャッツ@上尾 その1

サマーリーグ東部予選以来となったPFUの試合。Vリーグのサイトでスタッツを見たり、チーム公式ページの試合レポートを見たりしているものの、文字情報で得られることには限度があります。やはり試合を見たい。新戦力がたくさん入ったし、ほぼ固定に近かった去年と違って、今年はめまぐるしくスタメンが変わります。試合の中でも交代が多い。

それでもまあ、最も多いパターンは餅田・清水のレフト対角に、センターは佐藤と鈴木。セッターが古藤で、対角に大久保、リベロは池田という布陣。ただし今回は相手が相手なので(失礼)、たぶん変えてくるだろうとは思ってました。思ってましたが、リベロを内定の加藤にするところまでは読めなかった。

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17番が加藤。チーム公式でもVリーグ公式でも、まだ内定選手の写真がアップされていませんが、こんな顔です。ちなみにその左にいるのが、これまた内定の嶽(だけ)。日曜日の最後のところでちょっとだけ出ました。健祥会の誰かがサーブをミスしたので、何もすることなく終わってしまいましたが…。

もう1つのサプライズは古藤の対角に時長=ツーセッターだったこと。それなら古藤を前衛レフトからスタートさせた方がいいんじゃないか? と思ったんですが、効果率の高い古藤のサーブ回数を多くすることを優先したんでしょう。さらに佐藤の対角は塚原でした。相手が速攻系バレーの熊本だっただけに、ちょっと意外でした。

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この布陣は成功したとは言えず、立ち上がりからずっと不安定。加藤が相手サーブにかなり崩されてしまい、時長に高いトスが上がるようだとさすがに苦しい。初スタメンの緊張も多分にあったとは思いますが、さすがにまだ早すぎたと思います。いい経験しましたけどね。

辛うじて取った第1セットから、第2セットでは佐藤と塚原の表裏を入れ替え、ローテを3つ回しました。つまり古藤が前衛レフトからスタートの形。しかし展開は変わりません。相変わらず不安定。第1セットと同じく、途中から塚原に替えて鈴木、時長に替えて大久保を投入しましたが実らず、このセットを落とします。

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さすがに…というべきか、第3セットは変えてきました。セッター対角に大久保、センターは鈴木と塚原の対角。リベロは加藤を引っ張りましたが、途中で池田に交代しました。ここから徐々に地力の差を見せ始め、7点差がついたところで餅田に代えて足立が投入されました。う〜ん、まだこういうところでしか使ってもらえんのね…。開幕戦スタメンで結構活躍した(少なくとも数字上はそう見えた)から、大きな期待をしていたんですが、この場面ではなかなか攻撃が決まらず…。別に足立だけが悪かった訳じゃないのですが、相手に詰め寄られたところで餅田が戻りました。最後はビシッと締めましたから、やっぱり役者が違いますね。さすがはもっちー。

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しかしながら第2セットまでと、第3セット以降で最も大きく変わったのは古藤のプレースタイル。時長がいる間は前衛ではアタッカー、後衛ではセッターに徹していて、それはそれで面白いんですが、やはり古藤といえば「ツー」。オーソドックスな左手で落とすやつあり、後ろ向きのまま右手で落とすやつあり、トスフェイントもある。バックライトから来るボールをそのまま打ち抜いたり、バックレフトから上がってくるやつでも、巧みに体をひねりながらドカンと打ちます。何をやらかすかわからない、ネット際のファンタジスタ…ってのはちょっとカッコ良すぎるか。

ネット際の曲芸師
ネット際の総合商社
ネット際のネタ女(ネタージョ)

…千酔亭は古藤千鶴を応援しております。決してからかってるわけではございません。真面目に見て、真面目に考えているからこうなります。だって面白いんですもん。金を払って見に行く価値のある選手です。この日の古藤は10/16でスパイク決定率62.5%。すげーよ。ちなみに下の写真は、どちらもツーアタックです。

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この日は塚原も良かった。8/12で決定率66.7%は上出来以上の数字。相変わらずフォームはちょっと変なんですが、でもしっかりボールをミートしているようで、スパイクはいい音を出しています。得点が決まると本人はもちろん、他の選手や応援団席の人たちも本当に嬉しそうでした。日曜日はあまり良くなかったんですが、この土曜日の結果が相手センターに強い警戒感を抱かせ、ブロックのサイドへの寄せが遅れ気味になったことで、レフトの清水を楽にしたんだと思います。

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第4セットにはもう1人の内定選手、川上も出てきたんですが、こちらは日曜日の試合レポの中で取り上げます。清水と餅田も。

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posted by 千酔亭 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) |  → PFUブルーキャッツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

V・チャレンジリーグ@上尾

上尾でのV・チャレンジリーグ。土日とも行って参りました。が、土曜日は前日の深酒の影響で二日酔い…。体調が悪いので第一試合の観戦をあきらめ、近所のジャスコへ「新ヘパリーゼドリンク」を買いに行く。これがまた効くんです。飲んで一時間も寝ていたらほぼ回復。酔っ払いの強い見方です。高崎線に乗って試合会場へ向かう。

さて、上尾といえば石川友紀の故郷(←そっちか)。彼女の母校(富士見小学校)を右手に見つつ、駅から歩いて約15分。見覚えのある建物が目に入ります。去年も来たから、ちゃんと覚えてました。

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入場料は激安の1500円。これで3試合見られます。みんなもっと見に来りゃいいのに。土曜日はカメラも持って行かず、完全応援モード。とにかくPFUをじっくり見たかった。先に来ているはずのkazさんに電話すると、何とPFUの応援団席にいるという。行ってみると、チームロゴの入った応援ベストを着ている…。ええ、私も着ましたとも。うちわパタパタやって応援しましたとも。

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第3試合は反対側に移ってアクアを応援。青いメガホンを借りて、バンバンぶっ叩きながら応援しましたとも。何とも悔しい負け方だったんですが、細かいところはまた改めて。試合後に当blogへ時々コメントをいただいておりますtaknuno55さんとお話しできました。流山ではごあいさつ程度だったので、今回は「出待ち」しました(笑)。相手していただいて、どうもありがとうございます。

kazさんに言われて気がついたんですが、上尾市民体育館ってバンブー体育館に作りが似ています。練習見学の時はカメラを持って行かなかったので、見比べることはできないんですが、おそらく設計施工が同じところなんじゃないでしょうか。行ったことがある方なら、きっとわかってくれるはず。

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写真整理がまだ途中なので、試合レポートなどは明日以降にアップしていきます。仕事が忙しくて、帰宅後に長文を書く意欲がなかなか湧かないんですが、バンブーのことでも書きたいことがまだあるし(書きかけで止まってるのがある)、内容を忘れないうちにトントンとやってしまいましょう。青猫を3回、アクアは2回に分けてやるつもりです。他のチームは撮ってません。

先にも書きましたが、土曜日はカメラを持って行っていないので、写真は全て日曜日のものです。
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2009年02月14日

来たるべきもの

武富士:女子バレー部の活動終了へ「業界の環境厳しく」と (毎日新聞)

消費者金融大手の武富士(本社・東京)は13日、バレーボール・プレミアリーグ女子に所属する同社バレー部「武富士バンブー」の活動を、5月の黒鷲旗全日本選抜大会を最後に終了すると発表した。同社広報部は「消費者金融業界を取り巻く環境が過去に例を見ないほど厳しくなっているため」としている。

武富士は同日、2648億円の赤字となる今年度の決算見通しを発表。上限金利の引き下げなどを盛り込んだ改正貸金業法が来年施行されるため、消費者金融業界では、利息制限法の上限金利を超えた「過払い利息」の返還のために引当金を積み増しており、大幅な赤字となった。

武富士の女子バレー部は今季、プレミア10チーム中8位。01年に休部したイトーヨーカドー女子バレー部の全選手とスタッフを引き継ぐ形で創部。01〜02年シーズンにVリーグ(現プレミアリーグ)で準優勝した。選手16人とスタッフ9人の今後について、広報部は「チームごとの移籍も含め、受け入れに興味を持ってくれる企業と交渉したい」としている。



来るべき時が来てしまいました。2007年の3月9日、私は「存続への微かな不安」という記事の中で、武富士バンブーがいつ廃部になってもおかしくない状況であることを書きました。武富士の四半期ごとの決算の数字を見るたび悪い予感は募っていき、2009年2月13日に現実のものとなってしまいました。驚きはありません。ただただ残念なだけです。

この間に、私はスポーツビジネスに関する本を読み漁りました。企業が多くのスポーツの受け皿となり、その発展に多大な貢献をしてきたことを認めつつも、弊害もまた小さくないことを知りました。そして今また、その「弊害」によって1つのチームが…いや、一昨日の記事に書いたとおり、たくさんのチームが消えようとしています。企業にとってスポーツチームをもつのは「余力」の部分があってこそ。それがなくなればチームを手放すのは当然のことです。「一企業によるチームの所有」という形態は、景気や社会情勢に左右される要素があまりに大き過ぎます。

武富士は貸金業法等の改正によって、いわゆる「グレーゾーン金利」の問題にさらされ、過払い金返還訴訟が多発する事態になりました。今期の赤字決算も、そのための引当金を大幅に積み増ししたことが理由。いくら考えても武富士の業績が好転する要素はなく、「その時」がいつ訪れるのかを待つばかりでした。

ニュース記事では「チームごとの移籍も含め、受け入れに興味を持ってくれる企業と交渉したい」なんて書いてますが、これはチーム関係者が言った言葉ではないと信じたい。あくまでも武富士本社の広報部の方が言ったこと。イトーヨーカドーに切り捨てられ、武富士も手を引く中、奇跡に近い確率で全体移籍を受け入れる企業が現れたとしても、またいつ休廃部の危機が訪れるかわからない。それでもなお「企業スポーツ」にすがろうというなら、ちょっと頭が悪すぎます。繰り返しますが、一社がチームを所有する時代は終わろうとしているのです。

武富士バンブーは変わろうとしていました。ちょっと遅かったですが、今リーグ前の10月に初めて地元春日部市役所を訪問。11月には「スポーツで埼玉をもっと元気に!!」というイベントに参加し、埼玉県内に本拠を置く他のスポーツチームとの連携も始めたところでした。明日の越谷でのホームゲームでは、同市出身の金子美里から何かプレゼントもあるらしい…。ほんのちょっと前まで、そんな小さな企画すらほとんどなかったのです。「これから面白くなる!」 今回の廃部はそんな矢先に飛び込んできました。

私はクラブチーム化を望んでいます。簡単でないことは百も承知の上です。しかし永田部長の選択肢の中に、この路線が存在することを信じたい。「スポーツで埼玉を〜」のイベントを通して、他のチームから学んだことは少なくないはずです。特にbjリーグの埼玉ブロンコスは、元を正せばアンフィニ東京という企業チーム。クラブ化は並大抵の苦労ではなかったろうと思います。今のバンブーの苦境に、きっと力を貸してくれるはずです。先日取り上げた旧オンワードオークスの奮闘ぶりも、大いに参考になるはずです。

チームが興行権を持たない現行のVリーグのシステムでは、クラブチームの運営は非常に難しいものがあります。私はホーム&アウェー制でプロ化するのがベストの選択肢であると信じて疑いませんが、協会の時代遅れ感覚と、プロ化は避けたい財界系一流企業の存在を考えると、現実には無理でしょう。それこそbjリーグのように、組織を割ってクラブチームによる新リーグを立ち上げるしかない。そこまで行けないなら、地方の協会から興行権を買い取り、入場料収入を得たいところ。集客の多寡が自チームの収入に結びつくようになって初めて、会場の雰囲気作りやファンサービスの重要性に気付くはずです。まあ、ホームゲームが数試合しかない現行のドサ回り形式では、それもたかが知れてるんですがね…。


このチームを5月で終わらせたくありません。チームの名前は変わっても、10年後も20年後も脈々と伝統を受け継いでいくチームになって欲しい。そのためには企業チームではなかなか難しいでしょう。地域に支えられ、地域に必要とされるチームにならなくてはなりません。永田部長はそれをわかっていると信じます。私のような一個人にできることなどたかが知れていますが、些細なことでも何か役に立ちたいと強く思っています。今週末の試合会場で何らかのメッセージが発せられるのかどうかはわかりませんが、今はまず永田部長の言葉を待ちたいと思います。
posted by 千酔亭 at 00:27| Comment(13) | TrackBack(0) |  → 武富士バンブー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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