2009年01月03日

数字で1レグを振り返る その2

新年明けましておめでとうございます。

今年もマイペースにのろのろやっていこうかと思いますので、気が向いたらたまに覗いてやって下さい。その程度で十分かと思います。

さて、昨年12月23日に「数字で1レグを振り返る」と銘打って、センター関連の数字をいろいろ挙げてみました。その2をやるつもりはなかったのですが、正月のヒマにまかせて、次なる集計をやってみました。だいぶ前にも一度やったことがあるんですが、ミスに関わる数字から、各チームの状況を読んでみようと考えました。

以下に挙げる「失点」は、自チームのミスによる失点のみを集計しています。相手チームのスパイクが決まったことによる失点は含まれていません。サーブミス、スパイクミス、その他のミス(ダブルコンタクトやオーバーネット等)が集計対象。

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セットあたりの失点が少ない順に並べています。1位は予想通りシーガルズ。やはり圧倒的にミスが少ないですね。このチームのバレーを掘り下げてみるために、もう1つの表を用意しました。サーブ効果率とスパイク決定率です。それぞれの数値が高い順に並べてあります。

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サーブ効果率もスパイク決定率も最下位。シーガルズというチームは「とにかくまずラリー」に持ち込んで、その中で何とかしてしようとしています。サイドアウトでもブレイクでも、一発で決めようなんていう意思はないんでしょう。だからこそ、こんな数値なのに現在7勝2敗で2位。急ぐことなく、回り道をしても、確実に1点を取りに(拾いに)行く。バレーにもいろいろな勝ち方があるんだな〜と教えられるチームです。

デンソーは、サーブの数値は褒められたもんじゃないですが、スパイクの数値は素晴らしいですね。セット平均のスパイクミスはシーガルズよりも少なく、それでいて決定率は4.6%も高い。かつて慢性の決定力不足に悩まされたチームとは思えません。それだけセッター横山のチョイスが的確ということなんでしょうか? あとは細田の決定率が35〜36%くらいまで上がってくれば、2leg以降独走してしまうかも知れません。

他方、スパイクミスの多さが気になる我が武富士バンブー。108失点のうち79をチエ&ミホで占めています。175cmにも満たない「ちびっこレフト」としては、それだけ厳しいところを狙っていかなきゃ…ってことなんだとは思いますが、それにしても多いんですよね。こんな集計もしてみました。スパイクミスによる失点が30以上の選手のみを対象としています。

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単に失点数だけをいえばシダルカの独走なんですが、打数で割るとそれに続くのはチエ&ミホなのです。去年まではニコちゃんやエステスといった外国製の大砲がおり、それに次ぐ存在としての彼女達だったわけなんですが、今リーグではその図式がありません。現在のスパイク決定率は、チエが35.2%。ミホが32.0%です。他チームの「ちびっ子レフト」の数字を見れば、これでも健闘している部類に入るんです。上げていくのはなかなか難しいのかも知れませんが、もう少し何とかミスを減らして欲しいな〜と思います。…それにしてもシダルカの数字は凄いですね(^^;)。

V・プレミアリーグの2nd Legスタートまで、そしてV・チャレンジリーグの開幕まであと1週間。待ち遠しくて仕方ない今日この頃です。
posted by 千酔亭 at 17:51| Comment(2) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月23日

数字で1レグを振り返る

皇后杯は車体の優勝というまさかの結果でした。もともと個々の決定力は高いものがあるのだし、噛み合えばこのくらいはやれるってことでしょう。ただ、これが今後のリーグに反映するかは別です。試合後のインタビューで葛和監督が、「チーム力で勝った」というようなことを言っていましたが、私の見方は全く逆です。「個の力で勝った」ようにしか見えませんでした。サーブの威力とレナタ、都築の決定力。ブロックはリーグ開幕当初に比べればマシになりましたが、それでも良いとまでは言えません。センターの存在感が薄いのも相変わらず。優勝と言う結果に、チームとしての問題が隠れてしまった印象です。「組織力」を感じることはありませんでしたし、要するに今大会の好結果は、選手個々の良い波が同時期に集まった結果。一言でいうと「ハマった」んだと思います。今のような戦い方で3レグまで勢いがもつでしょうか?

果たして私の見方が正しいのか、間違っているのか。年明け1月10日から再開のリーグを待つとしましょう。皇后杯の話は以上。ここからは表題の通り、1レグを振り返っていきます。まずは順位のおさらいから。

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前評判が高かったのはデンソーと久光でしたが、その通りに抜け出しているのはデンソー。逆に怪我人続出で低迷しているのが久光。岡山と東レが続き、その後の3チームが団子状態。佐和の最下位は予想通りですかね…。今回詳細に振り返る切り口として、センターをどれだけ使えているかということに焦点を当てたいと思います。まずはこちらをご覧下さい。

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横に長いのでクリックで拡大してご覧下さい。左端の並び順はサーブレシーブ成功率。世間的に(というかテレビ的に)、センターをどれだけ使えるか=Aキャッチがどれだけ返るか、という括りで語られていますから、ここを出発点にします。トップは同率で久光とデンソー。車体3位はやや予想外でした。パイオニアこの順位は仕方ないでしょう。佐和はかつての堅さはどこへやら…。選手個々の数字は、あくまでセンターのポジションに入ったときの数字のみを抜き出しています。例えば岡山の野村はライトに入ることの方が多いですが、その場合はカウントしていません。

表の右端にセンター占有率という項目があります。ここが私の重視しているところ。全体の打数(若しくは得点数)に占める、センターの割合です。サーブレシーブ成功率とリンクさせてみると、これがなかなか面白いのです。多少なりとも見やすくまとめたものがありますので、次はこちらをどうぞ。

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純国産メンバーで戦う2チームが上位に来たのは、ある意味当然なんだろうと思います。高さとパワーで圧倒する大砲がいない分、センターが機能しないことにはサイドも決まらない。サーブレシーブ成功率は高いとはいえないですが、それでも岡山も武富士も去年よりはるかにいい数字です。岡山がスタメンに米村を、武富士が服部を入れているのは守備重視の証。何よりも返球が多少乱れても自在にトスを操れるセッターと、少しくらいトスが乱れても何とかできるセンターがいる。数字がそのことを証明しています。爆発的な強さはないけど、大崩れもしない。長丁場のリーグを戦い抜くには大事なことだと思います。

久光の数字はさすがというか、やはり良いですね。決定率が例年より低いですが、先野・大村を共に怪我で欠き、いかにも調整途上という感じのする山本と、2年目の平井で戦ってきたのですから、これから上がってくるでしょう。ただ、ここ最近は平井を外して先野を入れています。果たしてこれが吉と出るのか凶と出るのか。平井を外したのが、私にはちょっと解せません。ブロックが良くなかったということでしょうか? 橋本の怪我で三上が先発のここ数試合ですが、見劣ることは特にないように思えます。

パイオニアは占有率はいいのですが、決定率が低い。栗原をサーブレシーブの中心に置くという「大冒険」をしている状況下で、内田はよくセンターを使っていると思います。決定率が物足りないのは庄司の方。何が問題なのかまでは私にはわかりませんが、34%はセンターとしてはいかにももの足りません。もうちょっと奮起を促したいところ。内田が今日の試合で怪我をしたようですし、年齢的にスタミナ面も不安視されるところですから、南にかかる比重が大きくなってくるでしょう。そういう面からも、やや不安が先に立ちます。

NECの数字も、サーブレシーブ成功率を考えればなかなかだと思います。松崎がもっと低くなるんじゃないかと思っていました。去年は秋山と杉山で合わせる時間が少なく、ずいぶん苦労していましたが、今年はそこもマシになった印象です。サーブレシーブ成功率の方はメンバー的にさほど上がってこないと思いますが、そこを秋山がどう切り回すのか。テンパって一本調子になることがあるものの、それでも尚センターにトスを上げられるかが鍵になると思います。

デンソーは少ないでしょう。横山は本当にレシーブがきれいに返った時しか、センターにトスを上げない印象があります。だからこそ決定率は全チーム中で最も高いんですが、でももう少し強引さがあっても良いと思うのです。それによってサイドへの負担が軽くなるはずだし、特に細田の決定率(30.1%)がさっぱり上がってこない現状を、何とかするための突破口にできるんじゃないでしょうか。これだけAキャッチが入っているんですから、セッターの工夫の余地は多いにあります。…関係ないけど、ロンドンに速攻やブロードを打たせてみて欲しいな〜と常々思っています。

東レも少ないですね。レフトレフトの印象。少ない分決定率が高めなのはデンソーと一緒ですが、でも高いのは片方だけ。「ブロード馬鹿」こと西脇の毎年の決定率の高さは、本当に凄いと思います。あれだけワンパターンでも50%前後をキープし続けていているのは、もう職人芸の域ですね。ただし荒木が抜けた穴は、新人2人で埋められるものではありません。中道もあまり冒険しないタイプのセッターですから、このくらいでずっと行くんでしょう。リーグ後半のことを考えれば、もう少し積極的でもいいんじゃないかと思うんですが…。

佐和は悪い意味で妥当な数字です。サーブレシーブ返らず、センター使えず。加えて黒羽のセッターとしてのスキルもちょっと…という感じ。嶋田はラリー中に突っ立ったまま打ちに行かないこともあるし、今の成績は必然でしょう。センターから突破口を…という切り口ではこれ以上何も語れません。江畑の戦列復帰こそが希望の光です。

JTは相変わらず。寺廻監督は前回リーグの反省として、「相手にとっては谷口とケニーさえマークしておけばいいという状態で、攻撃面での変化が足りなかった」というようなことを言っていましたが、今年も同様です。人が変わっただけ。去年の場合、坂下が急造センターとして入らざるを得ないという、同情すべき点がありましたが、今年はそれすらありません。さらに悪いのは打数ベースより得点ベースで占有率が下がること。普通ここは上がるもんですよ。チーム全体の決定率をセンターが下回ってしまうのは、ちょっと寂しいものがあります。上昇の余地はいかほどか…。

最後はトヨタ車体。今回のセンター中心に語るという意図から言うと、車体の数字はダメダメです。しかしチーム全体のスパイク決定率はリーグトップ。サーブレシーブ成功率は3位。しかしセンター使えず(使わず)、1レグの成績は2勝7敗。ところが皇后杯優勝。もう何だかわかりません。ここはセンターうんぬんというチームではないし、迷走していた葛和監督も、今後は皇后杯のメンバーで固定するでしょう。あとの私の見方は最初に書いたとおりです。1レグよりは良くなるでしょうけど、終盤までもつとは思えません。


先週、深谷へ生観戦に行ったんですが、バンブーつるじとシーガルズ岡野のトス回しを見て、心底面白ぇな〜と思いましたね。全日本の試合で「縦のB」なんて出たら、レアなお宝を発見したみたいな大騒ぎですが、この2人にとっては本当に普通です。加えてアタッカーもトリッキーなのがシーガルズ(森と山口)。バンブーの2人は正統派の(?)速攻打ちです。ブロードは少ない。どちらも人気のないチームですが、本当に面白いバレーをするので、ぜひもっと注目していただきたいものだな〜と思います。

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posted by 千酔亭 at 20:43| Comment(3) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

その他もろもろ@サマーリーグ

3日も間を空けると、ずい分さぼった気がしてしまいます。
なかなか忙しくて、家に帰るとぐったりなのです。
とりあえずサマーリーグの写真は終わらせておかねば。
まずは、すごく印象に残った日立佐和の江畑幸子の写真を。

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先日もちょっと書きましたが、ブロックが良く見えているな〜
という印象を強く持ちました。すごくバネがあって、身長以上に
大きく見えます。佐和はいい選手取りましたね。Vリーグでも
注目してみたいと思います。

あとは適当にバラバラと(笑)。

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板メグ姐さん、こんなところにいる場合では…

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やっぱり隣の佐和の試合が気になる菅原

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内田と澁澤。どっちもいい働きをしていました

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まさか中身は酒では(笑)

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回し飲み…

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満足そうなつるじ。ルミ姉もグビり…
posted by 千酔亭 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

中部総合を見に行きたいのだけれど…

サマーリーグの写真はこれから整理しますので、楽しみにしていただいているごく一部の奇特な方、もう少々お待ち下さい。その前に中部総合選手権について触れておかねばなりません。仕事の都合次第という流動的な状況ながら、何とか行きたいな〜と思っております。目的はもちろんデンソーとPFUを見ること。

デンソーは1年生〜4年生くらいまでの若手主体という、サマーと同じメンバーで来るでしょう。結果の数字(点数)を見る限り、崩れてしまうとどうにもならない、若さをさらけ出してしまったようです。まあ仕方ないことと思います。Vリーグでは彼女達を見る機会は少なくなってしまいますから、何とかこの機会に見ておきたい。

で、大会の詳細を確認しようといろいろ調べたところ、組み合わせがちょうど発表されていました。それがこちら(注:pdf)です。何と1回戦でデンソーとPFUが当たるじゃありませんか。順位決定戦のないノックダウン方式ですから、どちらかが僅か1試合で消えることになります。若デンソーは果たして、PFUの変則スピードバレーに対応できるでしょうか。

PFUは拾ってつなぐ堅いバレーをするチームには弱いですが、サマーの結果からして、若デンソーがそういうチームとは思えない。もしかすると1回戦で消えるかも…。まあ私はPFUも大好きだから、それでもいいんですけどね。東のサマーリーグで見て、新人たちも気に入ったし。


それともう1つ。もし見に行けるようなら19日と20日にしようかと思ってたんですが、何と19日は試合がありません…。開催要項(注:pdf)を探し出して確認すると、この日は17:00から開会式があるだけです。う〜ん、危なかった…。まあ、とにかく仕事をうまいこと運んで、行けるように調整しなきゃいけません。頑張ります〜。
posted by 千酔亭 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月06日

サマーリーグで気になったことを、とりあえず箇条書きでまとめてみる

長いタイトルだ(笑)。土日とも観戦に行って参りました。バンブーは2勝1敗。まさかの(と言ったら怒られるのか?)決勝リーグ進出です。9月の20・21日と、愛知県春日井市まで行かなければならなくなりました。正直、予想外です。まあとにかく、各チームの試合を見て気になったことを、ざっとまとめてみます。

<武富士バンブー>
* アマがあんなにセンターをばんばん使うヤツだとは知らなかった。
* それに応えるユキもアヤも立派でした。つるじよりアマが合ってる?
* ミホは攻守に渡って大黒柱の働き。レフトの方がいいかも。
* ルナもオフェンスは良かった。でもディフェンスがねぇ…。
* アユはもうちょっとやれると思ったんだけど…。ちょっと素直すぎる感じ。
* キルブロックがたくさん見られた。ワンタッチもかなり取れていた。
* カナとつるじが雑巾ふきふき担当だった。
* 初日・二日目といなかったルミ姉ですが、今日はいました。
* ミクを使ってみなきゃ、監督〜。

<NECレッドロケッツ>
* 秋山はやっぱりいいセッター。何でVリーグではダメダメだったのか?
* 内田うまい。
* 松崎は本格的にセンター転向らしい。でも打ち方がサイドアタッカー。
* 澁澤のいかり肩は石川友紀といい勝負。猫背は矯正したい。
* 竹内は今大会のベストモッパー。

<パイオニアレッドウイングス>
* 冨永が予想以上にセッターとして仕上がっていた。
* でも試合中何度もアタッカー⇔セッターを繰り返すのはどうなんだ?
* 細川うまい。
* 今野、攻撃は素晴らしい。佐々木っぽい。守備面はノーコメント。
* 南と小濱もっと頑張れ。

<日立佐和リヴァーレ>
* 江畑すげー! リーグや黒鷲で見る機会がなかった自分には、今大会最大の発見。チームの公式サイトを見て、174cmしかないことに驚いた。もっと大きく見えるし、かなりのバネの持ち主。ブロックが良く見えている印象で、バックアタックもハイクオリティ。レセプションはともかく、つなぎも悪くない。最後は疲れが見えたものの、まさにエースの働きでした。素晴らしい!
* 嶋田復活。いい動きをしていました。
* 黒羽は単調になってしまう悪い癖が相変わらず。
* 吉田あいがいた。

<PFUブルーキャッツ>
* いろいろな意味で、相変わらず面白い。
* このチームにはミドルブロッカーと呼べる存在がいない。それが最大の欠点であり、最も面白いところでもある。
* 以前ほどオーバーでのキャッチにこだわらなくなっている。
* 2段トスの上げどころがセッターの古藤。
* 特にサーブ面に関して、河合がいないのは何とも痛い。
* リベロ時長には驚いた。動きはまだまだ物足りない。
* 使える新人が入った。しかもかわいい。写真は後日。

<KUROBEアクアフェアリーズ>
* 菅原(現登録姓 田中)弓貴がいた。土曜は客席に、日曜はチーム内に。
* 妹、似てない。
* シカマックスほとんど活躍できず。
* 応援団の変な歌が耳について困っている。

<その他もろもろ>
* 土曜日の客席に菅原弓貴と渡辺真由美、田口恵がいた。すぐ近くにいたのに、なかなか気がつかなかった…。渡辺とは帰りの電車も同じ車両…というか、2歩も歩けば肩を叩けるところにいた。私服で化粧してると、ずいぶん印象が変わるものだ。

写真は明日以降、整理でき次第載せていきます。
posted by 千酔亭 at 22:34| Comment(4) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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