2009年02月04日

デンソーのセンターを考える

V・チャレンジリーグ@流山観戦記の方を早く終わらせなきゃいけないんですが、久しぶりにプレミアのことをちょっと…。


06-07シーズンには36.5%だったキラのスパイク決定率。センターとしては明らかに物足りない数字。しかしその翌年、一気に49.4%に跳ね上がりました。その理由はいくつかあると思いますが、その中の一つとして確実に挙げられるのが、早くて高くて短いブロード、いわゆる「Cワイド」を高いレベルでモノにしたこと。前回リーグではこの攻撃の決定率が抜群に高かったはずです。

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連続写真にしてみましたが、私のカメラは秒間3コマが限度なので、このくらいにしか撮れません。それでもトスがユウコの手を離れた時には、キラは既にワンレッグで跳ぶ体勢に入っていますので、リードブロックでは対処が難しいというのはハッキリわかると思います。ブロッカーの手にかすることもなく、見事に決まりました。

ユウコとキラの間でこれがきっちり決まれば、サイドの選手にとってかなり大きなアシストになります。安定感はまだ足りませんが、第2セット…いや、第3セットの途中まで、本当によく決まっていました。テンパってくるとサイド一辺倒になってしまうのは、経験の浅さゆえ仕方ないと思っています。チャミですらそうですからね…。

昨日もちょっと書きましたが、第3セットでヨシコに替えて出すなら、マイではなくナルだったろうと思います。結果論ではありません。フルセット戦ってヨシコには7本しかトスが上がらず、しかもきれいにヒットしたのは、そのうちの1本だけでした。トスを上げられないのは、合わせる自信がないから…ってことでしょう。

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ユウコはマイに1本もトスを上げられず、この交代はブロックを低くしただけに終わり、ここから流れは久光に傾きました。いくら考えても理解しかねる交代です。ナルは1月18日のバンブー戦で第3セット途中出場。特筆すべきは1セット足らずの短い時間で、ユウコが6本もトスを上げ、うち4本を決めたこと。バンブーのブロック陣が対処できなかったといえばそうですが、ユウコはナルとのコンビに自信をもっているからこそ、このトス回しができたはずです。

5セットで7本と、1セットで6本。状況が全く違うので、一概に比べられるものでないことは理解しています。でも交代のカードとして達川さんが優先すべきだったことは、自身の脳内シミュレーションより、ユウコにとって都合の良い選択肢を増やしてあげることではなかったか? ナルなら高さも落ちないし、鋭い速攻もブロードもある。もちろんマイにはマイの良さがあるんですが、裏センターの位置では生きないと思うのです。

ロンドン 井上 細田

岡野  福田 鈴木

高さは落ちますが、でもマイの機動力を最大限に生かすなら、ポジションはこっちだと思います。一度見てみたいけど…無理だろうな〜。

ユウコは本当に良くなってきたし、サイド陣も頑張っていますが、4強に進むには何かもう少しオプションがないと、現状のままでは苦しいと思います。「本来のレギュラー組」による戦い方を想定した、従来の守りの交代だけでは勝ちきれません。試行錯誤している時間もない。

今後、ベンチワークの質で試合を落とすことがないよう願っています。

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2008年06月14日

エアリービーズ関連2題

エアリービーズの引退選手は、タクのマネージャー転身だけで打ち止めかと思っていたら、何とまたしても月バレ先行で新たな情報が載っていました(立ち読みなのは内緒です)。キムカツこと木村智香子も退社なのだそうです。う〜ん…。まあ、8人も新人が入って、1人だけとは考えにくかったですが、カツは意外だったな〜。でもマイのblogから、「チームを離れるのはマネージャーだけ」という記事が削除されたのには、これで納得がいきました。カツと仲の良いマイでも、その時点まで知らなかったんですね…。

12Vで活躍しましたが、翌年は怪我で1シーズン棒に振ってしまい、今年は復帰したものの出番は少なかった。まだ公式ページに本人コメントも出ていないので、何とも言い難いところなんですが、ちょっと理由を図りかねてしまいます。佐和に移籍を勧めたいところでもあります。まあ、本人コメント出るまでもう少し待ちましょう。

さて、もう1つネタがあります。これは自分で発掘しました。来期の外国人選手に関する話。結論から先に言ってしまうと、以下の内容は破談になった話です。ただあまりにも大物だったので、そんな人と交渉してたの!? とびっくりしてしまいました。まずは下のリンク先をご覧下さい。

http://www.siatka.org/?kibic.aktualnosci.wszystkie.26445&PHPSESSID=0c

ポーランド語なので何が何だかさっぱりわかりませんが、わかるところもごく一部あると思います。まず顔写真はご存知スコブロニスカ。で、記事中の真ん中あたりに"Denso Airybees"という文字があります。これだけ見た私は一瞬、スコブロニスカがデンソーに来るのか!? とぬか喜びしそうになりましたが、Jose GuimaraesとかJacqueline、Christiane Fuerstの名前も出ている。ん? どういう記事なんだろう…とは思いましたが、残念ながらわかりようがありません。英語やフランス語みたいに、和訳WEB辞典があればいいんだけどと思って、念のために調べてみると、何とあるじゃないか!

ポーランド語辞書

調べましたとも。単語を1つ1つコピペして。で、何となく大筋はつかめました。文法を全く理解していないので、あくまでも単語の羅列からつかんだ「おおよその内容」です。

* スコブロニスカは来期イタリアの"Scavolini Pesaro"というチームでプレーする。
* そのチームはイタリアのチャンピオンであり、ブラジルのギマラエスが監督を務め、カロリネやジャケリネ、フュールストら素晴らしい選手たちがいる
* スコブロニスカには他にもロシア、トルコ、日本からのオファーがあった。
* トルコ(Fenerbahce Stambul)と、日本からのオファーは金額的にも魅力的なもので、特に"Denso Airybees"からは、ポーランドバレー史上最高額のものだった。
* (本人のコメントとして)たくさんのお金よりも生活環境を考えて決断した。

というような内容です。本当に大雑把ですが、でも大筋は外していないはずです。まあデンソーのファンとしては、来てもらえなかったのは残念ですが、でもまさかスコブロニスカと交渉していたとは…。というか、ポーランドバレー史上最高額って、いかほどのもんなんでしょうか? 昨シーズンの大躍進を受けて、会社もいよいよバレー部の予算を大幅に増額してくれたんですね〜。新人もごっそり採ったし。

最終的に誰になるのかはわかりませんが、スコブロニスカ狙うだけの予算があるなら、メトカフとかグリュンなんてどうかと思います。無理ですか? そうですか…。


<6月16日 追記>
公式サイトでカツの勇退が発表されました。「新しい夢を追いかけたい」ということのようです。もともと何か進みたい道があり、チームでの現在の自身の立ち位置と鑑みて、このタイミングでの引退を決めたのかなと…。そうでなければもう1年、優勝が見えるところまで来たんですからねぇ。

本当に残念ですが、これからのカツの進む道に幸多からんことを願っております。


<6月17日 追記>
マイのblogが久々に更新されていました。本文中でカツの引退のことは、マイですら知らなかったのかと書きましたが、さすがにそんなことはなかったようです。ず〜っと前から知っていたけど、現実として受け入れられなかったと…。それくらい仲が良かったってことですね。でもホント、マイにはカツの分も(っていうのもおかしな言い方ですが)頑張ってもらわなきゃいけません。

2008年05月26日

切り替えて切り替えて!

さて、OQTも終わったし、全日本のことはさっさと忘れて、V・プレミアリーグの話に行きましょう。各チームで引退、退団、転身の情報が出始めています。今日公表されたのはデンソー、NEC、日立佐和。

まずデンソーは石田さやか。マネージャーに転身です。いわゆる「メグカナ世代」なのでまだ若いですし、守備のいいサウスポーをここで現役引退させてしまうのは、何とももったいない。新人が8人も入ったから、危ないかもな〜とは思ってましたけどね…。結局コート内でプレーする姿を見たのは、今年3月の所沢と4月の決勝の2度だけでした。明るくて面倒見のいいタクですから、マネージャーとしていい仕事をしてくれるでしょう。というか、こちらのblogを見ると、黒鷲からすでにマネージャー業をしていたんですね。上に貼り付けたリンクから本人の弁を見ると、選手時代と同様に応援したくなります。

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次にNEC。こちらは大貫美奈子、田口恵、内山みなみ、松田祥子の4名です。こちらのページに各選手のコメントがあります。さすがに内山みなみは意外ですね。高卒でまだ3年目。セッターやったり、リベロやったりしてましたが、ちょっと器用貧乏な印象がありました。退団の理由が何なのかは知りませんが、もうちょっと頑張ってみても…って思いますがね。大貫は長らくお疲れ様でした。Vリーグ指折りのネタキャラだったんですが(笑)、功労賞ものの活躍だったと思います。

さて、日立佐和ですが…。今年もまた主力込みの6名が退団します。

あ゙〜山城もか〜。今リーグ唯一の勝利となったパイオニア戦の立役者。意識して見たことが一度もなかったのを、ちょっと悔いています。ひざが相当悪かったらしいですし、理由はそれしかないでしょう。残念です。菅原は入替戦で見ました。リベロを努めることがあるほど、守備のいいサイドアタッカー。茂原アルカス廃部に伴う移籍組です。松尾もそうですかね。佐和は来年ちゃんと戦えるんでしょうか。外人の大砲を入れた方がいいような気がします。

どの選手もみんなお疲れ様でした。バンブーはまた遅いんですかねぇ…。黒鷲終了後、blogを更新していない選手が1人だけいるんですが…。まさかねぇ。よりによって…。

2008年05月06日

優勝おめでとう!

札幌より帰って参りました。昨日の遅い時間の便で、羽田着は22時40分頃。羽田の上空が混雑してるとかで、機材の到着が遅れていました。家に着いたときには既に日付が変わっており、実家ではなかなか熟睡できないこともあって、昼前までたっぷり寝ていました。

実家ではGAORAを見られないので、今日の決勝が初のテレビ観戦。当たり前のようにエアリービーズが勝つだろうと思ってましたが、実際その通りになりました。JTのセンターブロッカーが相手レフト寄りに構えていたこともあって、第1・第2セットと、キラのブロードがほぼフリーパス状態。位田のブロックがかなりお粗末で、ちゃみは明らかにそこを狙っていました。

強くて早いサーブで崩し、谷口とケニーさえマークしておけばいいという状態で、お家芸のブロックを連発。最後もエリがケニーをシャットして、セットカウント3-0の圧巻の勝利。嬉しい初優勝を成し遂げました。

黒鷲旗バレー:創設から55年目の優勝…歓喜のデンソー(毎日新聞)

試合が終わってずいぶん経つのに、まだスタッツがアップされていないので、最終的な数字がどうなのかはわかりませんが、キャプテントモの決定率は途中まで50%を越えていました。守備面の安定感を含め、本当に頼りになる選手になったな〜と思います。安定感といえば、片下も良かったですね。若鷲賞は確実と思ってましたが、JTの井上でしたね…。今日のデキだけを見ると疑問ですが、大会全体を通して見れば良かったということでしょう。

…エアリービーズの優勝が嬉しい反面、バンブーには本当にガッカリさせられました…。まあ、それについてはまた後日。

黒鷲旗が終わると、各チームで退団選手の発表が始まります。仕方のないことではありますが、やっぱり切ないんですよね。当面はびくびくしながらチームのHPを見る日々になりそうです。

2008年04月09日

エアリービーズ決勝フォト集 その2

さて、昨日の続きです。エアリービーズの決勝での勇姿を載せていきます。…とは言っても先日も書いた通り、腕に力入り過ぎで、レンズの性能を超えるブレ写真が多々ありましたので(笑)、何とか見られそうなものをいくつか。

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練習中のキャプテン・トモ。なぜだかおしゃれに見える。

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あこにもっと出番を!

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いざ出陣!

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エアリービーズの司令塔、ちゃーみー横山

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サーブ打つ前の、よしこのこのポーズが好きです

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えりには個人的に敢闘賞をあげたい。よくやった!

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この写真をシャープに撮れなかったのが、悔しくてしょうがない
でもみんないい顔してるから載せちゃいました。

今リーグの敢闘選手賞にはトモが選ばれました。派手な選手ではありませんが、地道に力をつけ、キャプテンの役割もこなし、攻守に渡って力強くチームを牽引しました。以前に紹介した「日本女子バレーコンプリートガイド」という本に、エビのインタビューが載っているのですが、その中で「岡野は変わりましたよ」という発言があり、どう変わったのか注目していました。

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去年それほど多く見た訳ではないので、あくまで私の受けた印象というレベルですが、昨年より「言葉」が多くなったな〜と思いました。一言ではなく、二言三言。相手の顔を見て話しかける姿が目につきました。「チームの顔」に載っていた本人のコメントを見ても、去年は試行錯誤だったと言っています。今年のエアリービーズの躍進に、彼女のキャプテンとしての成長が果たした役割は、決して小さくないと思います。

だから来年、もう1度ここに立ちましょう。今年は手にできなかったブランデージトロフィーを掲げるために。

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…ふと我に返ると、今週末は入替戦なんだよな〜と考える、バンブーファンの自分がいたりします。何だかダブルスタンダードになっちゃいましたが、でもどっちも偽らざるところなんですよね。エアリービーズの占める割合がかなり膨らんだシーズンでしたが、でもバンブーの割合が半分を割り込んだ訳ではありません。

武富士>デンソー>>>>>>>>>>>>>>岡山>車体>その他

こんな感じですかね。チャレンジリーグも混ぜると、もっと複雑になりますが(笑)。入替戦開催地の藤沢には、泊り込みで行って参ります。土日とも気合入れて応援してきます。


おまけ
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できあがり
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