2005年11月27日

明るいハスキーボイス

自分にとってロッド・スチュワートのイメージというのは、『スーパースターはブロンドがお好き Blondes Have More Fun』のジャケット写真に集約されていました。アルバム中の『I'm Sexy』という曲名と相まって、「何かイケ好かない奴」という根拠のない毛嫌いをしていたんですが、それが間違いだと気付いたのはほんの数年前です。

時期的にはインターネットを始めた頃と重なります。色々な情報を読み、音楽系のサイトで試聴を重ねた結果、確かにダサい時期もあるけど、総体的に格好いい奴だと遂に気が付いたのです。

特に70年代の前半〜中盤。この時期の彼の曲で、日本において最も有名なのは『Sailing』でしょう。明石家さんまが歌うくらいですからね。この曲が収録されている『アトランティック・クロッシング Atlantic Crossing』も確かにいいんですが、ここでは『ガソリン・アレイ Gasoline Alley』を取り上げます。

GasolineAlley.jpg


並行して活動していたフェイセズの音とそれほど変わりはないんだけど、ソロとしてのロッドが特に大きな成功を収めたのは、選曲の良さも少なからずあるのかと思う。実際オリジナルは3曲のみで、あとは他人の曲。『Only A Hobo』はボブ・ディラン、『My Way Of Giving』はスモール・フェイセズ、『Country Comforts』はエルトン・ジョンの曲です。

その中では特に『Country Comforts』が素晴らしく、オリジナルではタイトル曲の『Gasoline Alley』も非常にいい。大仰なところがなく、シンプルで骨太な演奏がロッドの乾いた明るいハスキーボイスを生かしていて、この次のアルバム『Every Picture Tells A Story』共々、お勧めの1枚です。


posted by 千酔亭 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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