2008年05月10日

イカ天の忘れがたき面々 その2

昨日の続きです。今日はグランドイカ天キングになったバンドばかり、4組取り上げます。まずはBEGINから。


BEGIN "恋しくて"

登場シーンから始まって、審査員の講評まで入ってるので、ちと長めの映像になっています。BEGINの音楽はブルースを主体にした、音数の少ないアコースティックサウンド。こういう音が嫌いな人はいないでしょう。情感あふれる歌詞と比嘉のヴォーカルを引き立てるには、音は最小限で良いのだなと、映像を見て改めて感じました。メンバーチェンジもなく現在も活動中。テレビでも時々見かけます。

続いては同じ3人組ながら、BEGINとは正反対のラウドな音を出すバンド。THE BLANKY JET CITY


THE BLANKY JET CITY "MOTHER"

これは2週目の映像ですね。3ピースのバンドであることを忘れてしまうほどの分厚い音です。ベンジーこと浅井健一(g)の強い個性…ナイフのような鋭さ、子供のような純粋さ、哲学者のような明晰さ…。そういったものが、このバンドの核を形作っているように思えます。いかにも不良っぽいルックスと粗暴な歌唱法を、当時の自分はあまり好かなかったんですが、こうして改めて聴いてみると、遅まきながらいいな〜と思います。

続いては、この番組が生み出した最大のエポックメイキング。たまです。


たま "らんちう"

このバンドを好きか嫌いか二者択一で答えるなら、はっきり言って「嫌い」です。でもこの曲だけは、本当に凄いと思います。歌詞、メロディー、編曲、音、知久の歌いまわし、柳原の語り、石川の合いの手(?)、演劇的なステージング。全てが完璧だと思います。この曲に比べれば "さよなら人類" も "オゾンのダンス" もつまらない。イカ天に出演して、一番最初に見た彼らの姿が「頂点」であったから、その後は特に感心することもなく、キングとして「問題」の5週目を迎えることになりました。

その5週目の映像がYouTubeにない! ニコニコ動画にはあったのに! 見られる方はそちらをご覧下さい。イカ天を見ていて、最も納得がいかない判定だったのが、この時のたまvsマルコシアスバンプでした。


MARCHOSIAS VAMP "バラが好き"

ああああああああああ、途中で切れてる〜〜〜〜。これもニコニコ動画には4分超のフルバージョンがありますので、見られる方はそちらをご覧下さい。好みの問題といえばそれまでの話ですが、この素晴らしい演奏が、本当につまらなかった5週目のたまに負けたのは、20年近く経った今でも納得いきません。私は以前にグラムロックの記事を書いたことがあるくらい、この世界は大好きなので、余計にそう思うのです。ヴォーカルの秋間も、こまわり君ことベースの佐藤も、いいな〜〜〜と思いますね。なので、もう1曲いきましょう。


MARCHOSIAS VAMP "FAKE"

こちらはフルコーラス。う〜ん、カッコいいですね〜。前の曲もそうですが、歌詞を覚えてるんですよね。インディーズのCD買ったし、自分が通っていた大学の学園祭に来たから見にも行ったし。ベース上手すぎですね。間奏でのヴォコーダーを使った音の入れ方もいい。今聴いても素晴らしい曲だと思います。

さて、明日は最終回。「違う意味」で忘れ難いバンドを取り上げます。
タグ:音楽
posted by 千酔亭 at 15:53| Comment(5) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たまとマルコシアスはイカ天前から伝説でしたからね〜この対決がイカ天の頂上決戦と呼ぶ人が多いのも頷けます。
やっぱりブランキーはメチャメチャカッコいいですね〜ファーストアルバムは買ったような記憶があるんですが、当時は買ったくせにあんま聴かんやったような・・・
娘がBEGINの2枚組みライブベストを持っていたのにはビックリしたな〜若い年代も知っているようで・・・涙そうそうで知ったんやろうか?・・・
イカ天に出てチャンピオンになれませんでしたが、「ランカーズ」とは当時交流がありましたね〜あと共演という形で「九州ガンズ」とも一緒に演奏した事があります〜
九州ガンズはイカ天で10秒位で落とされて悲劇そのものでしたが、九州では有名でした(^-^)
マルコシアスのベースはセンス(演奏が)良いですね〜確か手袋をつけた方が弾きやすいとコメントしてたと思います。ミーハーと思うかも知れませんが、当時はXのTAIJIのベースも好きでした〜
Posted by 小太郎 at 2008年05月10日 20:15
ああ〜・・・(T_T)!
酔水亭さん、たまを「違う意味」じゃない方に入れてくれたのね〜、ありがとぉ〜(号泣)!拝みたいくらいです!
好きか嫌いかで言ったら「嫌い」、それですらうれしいのですよ。だってほとんどの人は「好き」でも「嫌い」でもなく、「失笑」なんだもん・・・_| ̄|○

「らんちう」のしょっぱな、「あんまりの心寒さにい…」には度肝を抜かれますよね!
どこの国でもなく、どの時代でもないのに、強烈な郷愁を感じさせるという不思議。
知久には「夕焼け」のイメージの曲がけっこうあるのですが、幼稚園の頃の、「お父さんもお母さんも私も、みんないつか死んでいなくなる」ということに初めて気が付いてしまった時の、何とも言えない淋しーい気持ちを思い出すのですよ。
でも、「きみしかいない」みたいなちょっと可愛い曲(歌詞は完全にヤバイけど)も好き〜(≧▽≦)!
柳原は「オゾン」「さよなら人類」のイメージが強いでしょうが、「どんぶらこ」とかいいですよ〜(いや、わかってます、「嫌い」ですよね^^;)。
滝本は、たま唯一のイケメンさんですが、「丘の上」「海にうつる月」のメロディーは切なくて美しいし、「こわれた」というすごい名曲もあります。
石川さんは・・・あのー、「待ち合わせ」(5週目)の件、怒ってますよね?もうほんとスミマセン!(でもあれたまらんわ〜(≧ヘ≦)!リアルタイムで見た時、マジで腰砕けました・・・)
本人たちもあれで勝つつもりは毛頭なかったようなので、許してやってくださいませぇぇ(土下座)!

ああ、たまに対する思い入れが強すぎる私に、ちょっと自分でも引きますわ・・・。

ブランキーは、ベンジーの「正義(マジ顔で)」が何とも言えませんね(^^)。
ヒリヒリするような歌詞や超シリアスな曲もいいですが、「ダンデライオン」(三宅裕司も出てたドラマ『お熱いのがお好き?』の主題歌)みたいな超キャッチーな曲もあるところがすごいわ〜。私、今でもこの曲、カラオケでめっちゃ歌うもん。

もうキリがない。長々とごめんなさいm(__)m・・・。
Posted by madoka at 2008年05月11日 01:00
>小太郎さん
ランカーズ…九州ガンズ…。すみません、どちらも記憶にないです。

BEGINを理解するとは、いいお嬢さんをお持ちで。今でもちょこちょこテレビに出ますからね。それだけいい歌を作り続けているってことだと思います。

プレイヤーとしていうなら、マルコシのベースと、人間椅子のギターが白眉だったな〜と思います。

Xは聴かず嫌いだったので…。


>madokaさん
酔水亭って誰ですか(^^;)。何か泳いでそうな名前ですね(笑)。

たまはマルコシとの話のつながりもあるので、こちらに入れました。殊更に嫌ってる訳じゃないし。
この曲の詞って真面目に読むと無茶苦茶な展開なんですよね。裏庭をほじくり返していたら水が湧いて、それを砂漠の隊商が行列になって汲みにくるという…。でもこの曲の不思議な音世界が、そういう物語の中に聞いている人を引き込んでしまう感じです。

5週目のはねぇ…。あれの何が面白いのか私にはわかりません。だって「げんげんげろげろげげげろろ〜」ですよ。「口の周りにハムカツの〜」ですよ。今また改めて見比べましたけど、本当に理解に苦しみます。madokaさん責任とって下さい(意味不明)。

ベンジーって結構天然なんですかね? 初登場の時も、他の2人とはどうして知り合ったのか聞かれて「偶然」って…。まあ、確かにそうかも知れないけどさ…。
ダンデライオン、今初めて聴きました。曲の良さもさることながら、PVが秀逸ですね。もうちょっといろいろ聴いてみます。
Posted by 千酔亭 at 2008年05月11日 14:12
ほんとだ、酔水亭って誰(笑)。
「拝みたい」とか「土下座します」とか言いつつ、肝心のお名前を「すいすいてい」て!もうほんと申し訳ない。穴があったら入りたい。たまが裏庭をほじくり返した時の穴にでも埋まっときますわ・・・。

ところで、「ダンデライオン」のPV、いいですよね〜(立ち直り、早っ!)。
つい何度も見ちゃいます。

「げんげんげろげろ…」については、いくら私でも責任は負いかねますが(笑)、「何が面白いのか」と言ってるその3行がもうめちゃくちゃ面白い〜!(≧□≦)!
あと3回ぐらい見てみてくださいよ。きっと脳裏に焼き付いちゃって、無意識のうちに「粉が付いてる、口の周りにハムカツの〜〜〜♪」って鼻歌が出ますよ(^^)。
Posted by madoka at 2008年05月12日 02:14
たまが裏庭をほじくり返した時の穴には悲しい色の水が湧いていて、
砂漠の隊商が行列になって汲みにきますよ。埋まるというより
沈むことになるかと…(←細かい)。

脳裏に焼きつくまで見たくはありませんが(笑)、でも中学生日記が
頭にへばりついているので、ちょっと困っています…。
Posted by 千酔亭 at 2008年05月13日 21:14
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