つまり、のんびり寝られる以外に大した楽しみもない場所へ、CDを持って行って聴けるなら何を選ぶか? 音楽好きな人ならかなり悩むでしょう。自分の持っているCDは約300枚。内訳はロックが約50%、ジャズが約45%、その他(クラシック等)約5%。この中から1枚だけ選べというのは至難の業…でもない。「これ!」というものがあります。
それはニール・ヤング 1970年の大傑作「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」。とにかく全ての曲が掛け値なしに素晴らしい。
このアルバムを初めて聴いたのは中学2年生の頃でした。ラジオでたまたま耳にした「Only Love Can Break Your Heart」が心臓にグサリと刺さり、翌日にはレンタルレコード店へ借りに行って、最後まで聴き終わらないうちに買うことを決意。さらにその翌日にレコードを購入しました。
それから聴き続けること22年。14歳の少年は36歳のおっさんになりました(^^; 多分じいさんになっても、自分が生きている限りずっと聴いているでしょう。無人島どころか墓場まで持って行きたいCDです。
このアルバムの素晴らしさを表現するには、自分の語彙・文章力ではあまりに貧弱なので、最も的確にこの作品を形容した他人の言葉を借用します。
「最初歌にしようとしようとしたものが、ほとんど手を加えずに微妙な感覚で表現されているとてもいい例が、ニール・ヤングの歌にはある。鉈でバサバサと木をけずっていって出来た彫刻のような味わいがある。」(渋谷陽一:ロック ベスト・アルバム・セレクションより引用)
ボクヤさんのところからとんできたなおです。
そんなにずばらしいアルバム是非聞いてみたい!
ということで、さっそくアマゾンに注文。
到着が楽しみです。
今月始めたばかりの殺風景なブログへようこそ。「つれなら」のような痛快・爽快さは望めませんが、まったりやっていくつもりです。お暇な時にのぞいてやって下さい。
で…注文したんですか!? 行動早っ! でもあのアルバムは本当に素晴らしいですよ。シンプルだけど、人間臭い、暖かい作品です。ぜひ聴いてみて下さい。
毎日車内で聞いています。
オーバーダブなど余計な装飾がなくて
42歳のオッサンには心地よい音です。
装飾が粉飾になってしまっている曲が最近は多いですから。
何度か繰り返して聞いているうちにだんだんと良くなってきました。
さらに聞き込みます。
勝手にTBさせて頂きましたが、TB返しありがとうございました。
偶然ですが、私も一時期このアルバムをすごくよく聴いていて、無人島に持っていく10枚には入るだろうなと思ったことを思い出しました。
実は私も、渋谷陽一氏のコレを見たのがきっかけで、このアルバムを聴いてみたのでした。
渋谷陽一には影響受けましたね。ラジオのDJもやってましたが、
毎週欠かさず聴いていました。NHK-FMのサウンドストリートとか。
通じますよね(笑)?