2009年03月03日

小さな望み

企業スポーツ「崩壊」へ。時代が求めはじめたアマチュア選手の“自立”
(DIAMOND on lineより)

「選手は自分で生活を成り立たせたうえで、競技を行なう。企業丸抱えの競技活動は崩壊し、このようなクラブチームがこれからは増えていくだろう。」

Vチャレンジのクラブチームは全部この形。企業チームにしても全て社業あり。これから先、競技だけに打ち込める環境を新たに作り上げるのは、現在のようなアマチュアリーグでは不可能に近いと思われます。いろいろな事を調べ、いろいろなことを知るほど、それが現実とわかりました。

バンブーには時間がなさ過ぎます。今回の「来るとわかり切っていた危機」に対して、何の備えもしていなかったことが、今となってはよくわかります。今の自分にとってかすかな望みは、クラブ化するために必要な「時限全体移籍」を受け入れてくれる企業が現れないかということ。できれば2〜3年欲しいけど、でも1年でもいい。1年あれば相当のことができるはず。

もっとも、スタッフと選手にはかなりの覚悟が必要です。社業が発生することは当然でしょう。一部の選手は競技に専念できる環境を求めて移籍してしまうかも知れません。でも現在のチームをそのまま維持しようと思ったら、そういう形態しか望み得ないでしょう。そういう変化を「環境が悪くなった」と思うのは、甘えなんだと思います。悪くなったのではなく、今までがあまりに恵まれすぎていました。


チームが選手の給料も含めて、独立採算でやっていこうと思ったら、安定した収入源が必要です。大口、小口のスポンサーに、個人サポーターからの年会費。チームグッズの売り上げ、テレビ放映権料等々。そして何よりもチケット収入。要するにリーグのプロ化が絶対条件です。

「リーグの価値」が高まらないと、スポンサーは集まりません。bjリーグはそれを着々と進めています。全国的に有名な選手なんか1人もいないにも関わらず、Vリーグをしのぐ集客力を持ちつつあります。JBLという企業スポーツのリーグと並存している状況で、客を食い合うことにもなりかねないというのに。代表チームは全てJBLからの選出で、そういうところで知名度アップを図ることもできない。そもそも代表と言ったって、地上波ゴールデンで放送があるわけではない。そのbjリーグが、なぜVリーグと同等以上の集客ができるのか。

もっとたくさんの人にVリーグを認知してもらうには?
もっとたくさんの人にチームを応援してもらうには?
もっとたくさんの人に会場に足を運んでもらうには?

Vリーグに関わる人たち全てが、それをもっと真剣に考えなければいけない。以前に書いた言葉をもう一度繰り返します。

危機感は足りているでしょうか?
posted by 千酔亭 at 22:52| Comment(2) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先週の週刊プレイボーイにも協会や機構を攻めるような記事が出ていましたが、
トップは今の状況をどう考えているのか・・・
まとめ役の協会や機構がもっとチームの状態に目を配って、
どうすれば廃部にならなくて済むかを
指導するとかすればいいのに・・・
どうにかしないと本当に取り返しのつかないことになってしまいそうで怖いです・・・
Posted by キン公 at 2009年03月04日 16:35
> キン公さん
私、その記事を読もうと思いつつ、すっかり忘れていたんですが、
メディア対応のまずさを厳しく指摘していたようですね。
批判的な記事を書いたら取材拒否なんて、どこの独裁国家だと思います。

協会や機構に目配りや指導を期待しても無駄です。
リーグの価値を上げるため(と信じて)彼らがやることといえば、
より全日本に力を注ぐことでしょう。愛称を募集中らしいですね。
開いた口が塞がりません。
Posted by 千酔亭 at 2009年03月05日 23:30
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