2005年12月07日

WBC その2

昨日WBC参加の各国代表が一部発表されました。名前だけ見ている限り、アメリカやドミニカは凄い面子ですね。主だったところを挙げると例えばこんな感じ。

<アメリカ>
・ロジャー・クレメンス(アストロズ)
・アンディ・ペティット(アストロズ)
・ジョン・スモルツ(ブレーブス)
・ビリー・ワグナー(メッツ)
・チッパー・ジョーンズ(ブレーブス)
・デレク・ジーター(ヤンキース)
・バリー・ボンズ(ジャイアンツ)
・ケン・グリフィー(レッズ)

<ドミニカ>
ペドロ・マルチネス(メッツ)
バートロ・コロン(エンゼルス)
フランシスコ・コルデロ(ナショナルズ)
アルバート・プホルス(カージナルス)
デービッド・オルティス(レッドソックス)
マニー・ラミレス(レッドソックス)

豪華ですね〜。まあ、ここに書いた面子以外の層も分厚いアメリカと、やや薄いドミニカとでは少し差があるのは確かですが…。ただWBCというイベントに限定して言うなら、以前にも書きましたが「3月」という時期が、その差を縮めるファクターになり得ます。つまり時期を考慮して控えめな調整になる(と思われる)メジャーリーガーよりも、ここをアピールの機会と捉えてコンディションを上げるマイナーリーグの選手の方が、結果としていい働きをする可能性は少なくありません。

それは日本においても同じでしょう。「モチベーションの低い一流」よりも「モチベーションの高い一流半」。若しくは自身をメジャーに売り込みたいという野心を持っている選手。そういう選手で固めた方が良いと思うのです。選手個人のためにも、チームのためにも、大会のためにも。


松井秀喜は未だに大会参加の返答を留保しています。率直に言うと「出たくない」のでしょう。ヤンキースで彼のチームメイトであるゲイリー・シェフィールドのコメントは、恐らく松井の本音と重なるのではないでしょうか。

「国を代表することが気になって、自分の大事なシーズンを疎かにするなんて、俺にはそんなことはできない。シーズン中の活躍で給料をもらっているんだから、体調も整えないといけないしね」
「やれドミニカより強いとか、プエルトリコより強いだとかいうことを証明するために、なぜ無理をしないといけないのだ? オリンピックじゃあるまいし…」

この大会、まだ正式なルールが発表されていない。特に問題になっているのが球数制限。登板過多を恐れる投手への配慮で、ルールとして球数を制限する方向で話が進んでいる(これに最も反発しているのは、他ならぬ日本だ)。松井もこれは引っ掛かるらしい。ヤンキースの関係者に「そういうものを、果たして野球と呼べるんだろうか?」と語っているのだとか。いや、ごもっとも。

外野の見方としては、結局のところ参加せざるを得ないだろうという感じ。「4番の座を空けて待っている王監督」、「アジア予選を運営する古巣・巨人の親会社、読売新聞社」という大きなプレッシャー。WBC参加を表明したジーター、A・ロッド、カノ等のチームメイト、イチローや井口といった日本人メジャーリーガーの動向も(好むと好まざるとに関わらず)松井の背中を押す。


まさにベストメンバーという感じの日本代表を見たいのは確かだけど、松井には自分の考えを押し通して欲しいとも思う。だって、WBCは結局「オープン戦」なのだから。どんなに豪華なメンバーが揃っても、どんなに盛り上がっても、開催時期が3月である以上「オープン戦」というレベルを抜けられない。

考えれば考えるほど、自分の思考は同じところに行き着く。「WBCの開催意義とは何だ?」 金でしかないというなら、あまりに悲しい。


posted by 千酔亭 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(2) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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