2008年05月31日

遅まきながら上村愛子を称える

休日にしては早起きをして、J SPORTSで放送していた「フリースタイルスキーFIS W杯07/08 男女モーグル 〜上村愛子の活躍をもう一度」を見ていました。今日の放送分はワールドカップ後半の4戦(全10戦中)。ポイントリーダーの証、イエロービブを身に着けての堂々たる滑りっぷり。第5戦の猪苗代から最終戦まで圧巻の5連勝。強い!の一言でした。

これまでエアは見事だけど、得点配分の高いターンとスピードが少し足りない…というのが、彼女への一般的な評価だったと思います。私もそう思っていました。トリノ五輪前に書いた自分の記事を改めて読み返しましたが、やはり同じようなことを書いています。でも今シーズンの上村はターンこそが素晴らしかった。スピードもあり、エアの前後のつなぎも見事。ソルトレーク五輪金メダリストでもあるラハテラコーチが、いい方向に導いてくれたことが大きかったと思います。

まだ高校生だった長野五輪の頃からずっと見ているからこそ、今年の種目別年間総合優勝には感慨深いものがありました。3年前からやっている上村のblogで、優勝を決めた当日に書かれていた『諦めないで頑張ってきてよかった!』という言葉には、私ごときには窺い知れない大変な思いがあったろうと思います。本当に魅力的なアスリートになりました。次なる五輪は2年後ですが、とにかく怪我なく迎えて欲しいというのが、何よりの願いです。

Aiko_Champ2008.jpg
総合優勝の証、クリスタルトロフィーを手に


男子バレーボールの北京五輪最終予選を見ようと、チャンネルをフジテレビ739に切り替える。…あれ? やってない。TBSチャンネルだったっけ? あれ? こっちもやってない。放送予定を確認すると、フジテレビ721だった…。俺は見られないんだよ721は_| ̄|○
posted by 千酔亭 at 13:48| Comment(5) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月30日

勇退情報

まずはチームから公式発表がある菅山かおるです。2005年の全日本参加から、「かおる姫」なる名前をつけられ、大きな注目を浴びるようになりました。正直なところ、実力以上に持ち上げられ、ルックス先行の取り上げられ方だったように思います。もちろんそのことについて、本人には何の罪もなく、むしろ負担でしかなかったでしょう。昨年夏に行われた雑誌のインタビューで、「まだ全日本で活躍したことはない」と言った彼女の心のうちが、何となくでもわかるような気がします。

JTには小酒、加藤という優れた若手リベロがいますし、全日本には佐野もいます。昨年春に体調を崩して入院したことも影響しているのかも知れません。このタイミングで幕を引くのは賢明な判断だと思いますし、私自身予想できたことでした。廃部やらシーズン全敗やら2部落ちやら、いろいろと経験した苦労人でもあります。本人の言う「新しい道」が何なのかはわかりませんが、とりあえず「お疲れ様でした」と言ってあげたいと思います。


次は東レの向井久子と冨田寧寧。こちらはチーム公式の発表はまだないんですが、向井のblogで本人が明らかにしています。

向井の引退は東レにとって相当大きいんじゃないでしょうか。明るい笑顔でチームを引っ張る、キャプテンらしいキャプテンだったように思います。同一校の出身者が多く、やや子供っぽい印象を受けてしまうチームだけに、次のキャプテン(芝田)は大変かも知れません。ちょうど去年の今頃、一度は引退を考えたことをblogで明かしていましたが、リーグ優勝という最高の結果で現役に幕を引けたのですから、本当に何の悔いもないと思います。冨田ともども、本当にお疲れ様でした。

…次は誰なんでしょうか。バレーファンには何とも切ない季節です。
posted by 千酔亭 at 20:38| Comment(8) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

Never Mind?

川口駅近くにあるスポーツクラブの壁に、こんな写真パネルが…。

NeverMind.JPG

わかる人だけ笑って下さい。疲れたので今日はこれだけです。
posted by 千酔亭 at 20:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

「うす汚ねぇシンデレラ!」

期間限定加入中のCS放送、TBSチャンネルで懐かしいドラマを見ました。一世を風靡した大映ドラマの「少女に何が起ったか」です。小泉今日子の主演で、昭和60年1月〜3月に放送されていました。当時私は中学3年生。生まれ育った稚内を離れ、札幌に引っ越した時期と重なります。このドラマが自分にとってすごく懐かしいのは、主人公が3歳から18歳まで稚内で過ごしたという設定があるからです。実際一昨日の放送では、稚内駅から南へ2駅のところにある抜海(ばっかい)という駅でのシーンが放送されました。真冬の寒風吹きすさぶ中、小泉と辰巳琢朗の熱演が笑いを涙を誘いました。

そう、大映ドラマといえば「クサい」「強引」「大袈裟」と三拍子揃った、ドラマの三冠王でした(笑)。

「少女に何が起ったか」のストーリーについてはこちらをご覧いただくとして、このドラマの見せ所は何と言っても、石立鉄男演じるガラの悪い刑事の登場シーン。毎度毎度午前0時に登場し、「やい! うす汚ねぇシンデレラ!」と罵りながら、服引っ張るわ髪の毛つかむわ、よくファンに殺されなかったなと思うほど。当時の小泉今日子は、まさにトップアイドルでしたからね…。私の周りにもファンが多くて、その大根役者ぶりを指摘しようものなら、「何でおまえはあの良さをわからねぇんだ?」と説教されました(笑)。

もしかしてYouTubeに動画あるかもと思って検索したら、本当にありました。そんな古いドラマ知らないという若い方、ぜひちょっとご覧下さい。こういう世界もあったんです。日本のドラマ史に残る爆笑名シーンです。



このほか、「イソップゥゥゥゥゥゥ!」のスクールウォーズや、「ドジでのろまなカメ」のスチュワーデス物語、フジテレビ放送分ですが、二重人格モノのヤヌスの鏡が忘れ難いところです。

ドラマを見なくなってもう15年以上経ちます。トレンディドラマと言われていたやつの薄っぺらさがどうにも嫌で、それ以降徐々にテレビから離れて行ったんですが、大映ドラマの「突き抜けたクサさ」には、不思議と拒絶反応が起こりませんでした。自分としてはかなり不思議な心理です。トシですかね?

そうそう、今日また1つトシをとりました。四十路カウントダウン365が厳かにスタートしました(悲)。
posted by 千酔亭 at 21:36| Comment(13) | TrackBack(0) | テレビ・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

切り替えて切り替えて!

さて、OQTも終わったし、全日本のことはさっさと忘れて、V・プレミアリーグの話に行きましょう。各チームで引退、退団、転身の情報が出始めています。今日公表されたのはデンソー、NEC、日立佐和。

まずデンソーは石田さやか。マネージャーに転身です。いわゆる「メグカナ世代」なのでまだ若いですし、守備のいいサウスポーをここで現役引退させてしまうのは、何とももったいない。新人が8人も入ったから、危ないかもな〜とは思ってましたけどね…。結局コート内でプレーする姿を見たのは、今年3月の所沢と4月の決勝の2度だけでした。明るくて面倒見のいいタクですから、マネージャーとしていい仕事をしてくれるでしょう。というか、こちらのblogを見ると、黒鷲からすでにマネージャー業をしていたんですね。上に貼り付けたリンクから本人の弁を見ると、選手時代と同様に応援したくなります。

Farewell_Taku.JPG


次にNEC。こちらは大貫美奈子、田口恵、内山みなみ、松田祥子の4名です。こちらのページに各選手のコメントがあります。さすがに内山みなみは意外ですね。高卒でまだ3年目。セッターやったり、リベロやったりしてましたが、ちょっと器用貧乏な印象がありました。退団の理由が何なのかは知りませんが、もうちょっと頑張ってみても…って思いますがね。大貫は長らくお疲れ様でした。Vリーグ指折りのネタキャラだったんですが(笑)、功労賞ものの活躍だったと思います。

さて、日立佐和ですが…。今年もまた主力込みの6名が退団します。

あ゙〜山城もか〜。今リーグ唯一の勝利となったパイオニア戦の立役者。意識して見たことが一度もなかったのを、ちょっと悔いています。ひざが相当悪かったらしいですし、理由はそれしかないでしょう。残念です。菅原は入替戦で見ました。リベロを努めることがあるほど、守備のいいサイドアタッカー。茂原アルカス廃部に伴う移籍組です。松尾もそうですかね。佐和は来年ちゃんと戦えるんでしょうか。外人の大砲を入れた方がいいような気がします。

どの選手もみんなお疲れ様でした。バンブーはまた遅いんですかねぇ…。黒鷲終了後、blogを更新していない選手が1人だけいるんですが…。まさかねぇ。よりによって…。

2008年05月25日

OQT 7日目

五輪出場条件を巡って混乱 バレー世界最終予選(産経新聞)

残り1枠の五輪出場国が決まる最終日、思わぬ騒動が起こった。これまで大会組織委や参加国、報道陣が理解していた五輪出場権獲得条件が突然「変更」されたのだ。

組織委や参加国の理解は(1)全体1位(2)アジア1位(3)それらを除く上位2カ国−の条件で、アジアの国が全体1位の場合、アジア2位が繰り上がって「1位」枠を得る。

25日はまず韓国に勝ったドミニカ共和国の全体4位が確定し、タイを下したカザフスタンがアジア2位に浮上。同夜のセルビア戦を終えて日本が全体1位ならカザフ、2位以下ならドミニカの出場が決まるはずだった。

ところがカザフの試合後の会見中、日本協会が国際バレーボール連盟(FIVB)の通達を配布。それによると(1)上位3カ国(2)それを除くアジア1位−となり、日本の結果を待たずにカザフの五輪出場が決まった。

思わぬ吉報に号泣したエースのパブロワが「みんなに知らせてくる!!」と会見場を飛び出し、ジュラフレフ監督も「こんな会見は初めてだ」と絶叫。異例な展開だった。

放映するフジテレビ、TBSには24日夜に「変更」が伝えられていたという。ただFIVBの広報担当者は「大会前から決まっていたこと」と強調。大会のプログラムには、それを裏付ける記載もあり、日本協会を中心とした大会組織委と認識を異にするまま最終日を迎えていたようだ。

だがFIVBの主張の通り、開幕前のいずれかの時点で条件が変更されていたとしても、組織委はもちろん、参加各国にも伝わっていなかった状況では、FIVBの主催者としての運営能力を疑わざるを得ない。

この日、日本はセルビアに敗れ、得点率で3位に終わった。当初の条件ならカザフではなくドミニカが五輪出場権を獲得していたはず。出場権の可否をめぐっては、今後の曲折も危惧(きぐ)される、後味悪い幕切れとなった

ひどい話だと思いませんか? 私はCSのTBSチャンネルで、第1試合のアナウンサーが「韓国は勝てば五輪出場決定です」と言っているのを聞いて、単なる勘違いだと思っていました。しかし第2試合になって実況の土井アナが、FIVBの規定変更により条件が変更された旨の説明を、何でもないことのように淡々と伝え、慌ててFIVBのサイトを見ました。

しかし変更に関するアナウンスはどこにも出ていません。しかし出場条件が記載されたページには、英文でこう書いてありました。

"the best three teams plus the best Asian team (even if any of the best three teams are Asian) will book the final four tickets for the Beijing Olympic Games"


確かに「上位3カ国+それ以外のアジア最上位チーム」になっています。これはもともとこうだったのか。それとも急遽書き換えられたのか。次にJVAのOQT特設サイトを見ました。しかし記載されている情報は元のままでした。

Qualify_Before.JPG

しかしサイト内右上の"English"と書かれたところをクリックし、英文表示に切り替えると、文言こそ違うものの、書いてある条件はFIVBと一緒でした。

Qualify_English.JPG

確認したのは午後13時半くらいでした。これは急遽書き換えたのではないと思います。初めからこうだった。でも内容の相違に誰も気がつかなかった。で、夕方くらいにもう一度JVAのサイト(日本語)を見たら、今度は書き換えられていました。

Qualify_After.JPG

この変更に関する説明はどこにもありません。JVAも寝耳に水だったんでしょう。統括団体たるFIVB関係者以外、誰も知らなかった。第1試合に勝利したドミニカの監督や選手は、出場の可能性が残ったことを飛び跳ねて喜んでいました。第4試合の結果次第で、五輪に行けるかも知れないという期待を、まさかこういう形で断ち切られるとは思っていなかったでしょう。元の規定のままだったら、最後の1枚の切符をつかんだのはドミニカ(4勝3敗)でした。カザフスタン(2勝5敗)にとっては、まさにタナボタでしょう。

改めて産経新聞の記事を引き写しますが、「FIVBの主張の通り、開幕前のいずれかの時点で条件が変更されていたとしても、組織委はもちろん、参加各国にも伝わっていなかった」ということ、とにかくあまりにお粗末過ぎます。めまいがするほど情けない。このあとドミニカの協会がどういう行動に出るか、しばらく注視していこうと思います。


で、日本vsセルビアですが…。3セット目から流れが悪くなるのが、デフォルトになっちゃいましたね。高橋は足にきているのか、セットを追うごとに切れがなくなります。あの「入れてけサーブ」はチャンスボールをくれてやっているようなもの。何で狩野にスイッチしないかね〜。

まあ、それでも櫻井をやっとまともに使ってくれました。流れを変えるには至らなかったけど、この交代を毎セットやれば、高橋の負担を減らすことにもなるんじゃないの? コート内の雰囲気を盛り上げてくれるし。あれだけの出場でディグも3本上げてます。

あと仕事人の加奈子はん、ブロック1本決めました。
ラベル:OQT バレーボール
posted by 千酔亭 at 22:50| Comment(8) | TrackBack(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月24日

OQT 6日目

結論。多治見麻子はやっぱりいい選手。

以上。


…ってわけにもいかないので、もうちょっと書きましょう。今日の試合、日本はセットカウント3-2で勝ちました。タイにこんなに苦戦するなんて思わなかった…という人が多いんじゃないでしょうか。でも今大会のタイの戦いぶりを見ていた人なら、意外でも何でもないはずです。確かにここまで1勝4敗と振るわなかったですが、ディグやつなぎの良さ、多彩で速いコンビの完成度は、出場チーム中No.1であると思います。しかし、いかんせん高さ負け、パワー負けをしてしまう。でも日本相手なら、そのどちらも引けを取らない。だから苦戦するのは目に見えていました。

打って良し、つないで良し、守って良しのキャプテン ウィラワンを初め、スキルフルな選手がたくさんいます。飛びぬけて高い選手はいませんが、「動ける180cm」が何人もいるのがタイチーム。何とか五輪に行かせてあげたいんですけどね〜。

で、日本ですが、今日は多治見が活躍しました。監督もっと使えよって話ですね。10/22で決定率45.5%。なかなかいい数字ですが、特筆すべきはむしろブロックの方です。

OQT080524.JPG

Vリーグでは出ないんですが、FIVBのスタッツでは"Rebounds"、要するに「有効なワンタッチ」をカウントしてくれます。キルブロックもリバウンドも、荒木を上回る数字を出しています。ここが彼女の真骨頂。アホなマスコミは歳にばかり注目しますが、実力を正当に評価しろよと言いたい。Vリーグでプレーする選手の中で、30代選抜チームと20代選抜チームを作って対戦したら、ほぼ間違いなく30代チームが勝つだろうと確信をもって言えます。

あとは櫻井をもっと有効に使おう。ピンチサーバーの選手じゃないだろう。何セット目だったか、もっとコート内で声を出せって言ってましたが、そういう「お通夜な場面」こそ、櫻井がその個性を発揮するところじゃないか。佐野はどちらかと言えば職人型の選手。センターが後衛に下がった3ローテ。若しくはバックアタックがない高橋が後衛に下がった3ローテで、レシーバーとして櫻井をもっと生かそう。そうじゃないとあまりにもったいない。

あと、大村の活躍の場を奪わないように。頼むよ晶ちゃん。
ラベル:OQT バレーボール
posted by 千酔亭 at 22:02| Comment(8) | TrackBack(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月23日

OQT 5日目

日本の北京五輪出場が決定しました。4年前のようなバカ騒ぎにならなかったことは、とりあえず良しとしましょう。でも最後に選手にインタビューしてたやつ、誰か知らんけど失礼だよ。多治見と大村と狩野に。まず年齢なんて関係ないし、確かに全日本では脇役に徹してるけど、いずれ劣らぬ実力者。「最年長」とか「ムードメーカー」とか「30過ぎて初代表」とか、要するにあのバカアナウンサーは、彼女達についてその程度のことしか知らないんでしょう。あと一昨日も書きましたが、選手の心のデリケートな部分を突っついて、浪花節を演出するのは止めろ! 何でそんな下衆なことしかできないんだ? 横山友美佳の死は、あんたらにとって感動を演出するためのネタか? 木村沙織を泣かせて、「よし泣いたっ!」てか?

あ〜ムカつく!!


試合について特に書くことはありません。仕事が長引いて第2セットから見始めたんですが、今大会の韓国に1セット落とすようでは…。

残りの試合と、ワールドグランプリは色々なことを試す場にして欲しいと思います。いつものガチメンで、攻め手を余すところなくひけらかすようなバカな真似は、くれぐれもしないでいただきたい。というか、まだ引き出し残ってるんですかね?

4年前のようなワクワク感が全くないことに、寂しさを覚えてしまいます。
ラベル:OQT バレーボール
posted by 千酔亭 at 22:00| Comment(10) | TrackBack(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

『論スポ』への期待

今日5月22日、新しい雑誌が創刊されました。『論スポ』という名前です。「本格スポーツ議論マガジン」というサブタイトルがついています。「地球環境論」とか「スポーツ環境マガジン」とか、無用の付加価値をつけてますが、まあ広告を得るための方便でしょう。概ね自分が望む方向の雑誌になってくれそうな気がしています。

Ronspo080522.jpg

巻頭にある、編集長 本郷陽一氏(2年前に廃刊になったSPORTS Yeah!の編集長であった方です)が創刊の辞を載せています。「世にあるスポーツメディアに不満だった」という言葉から始まる、決意表明とも受け取れるその文章を読んで、安くはありませんが、買って読んでみようと思いました。

「(既存のスポーツメディアから)批判、議論は生まれない」
「スポーツを論じようと努力すれば必然、不満の本当の正体が見えてくるのではないか」

まさにそうだと思います。ただ頑張れ頑張れと応援しているだけでは、問題の本質は何も見えません。結果に一喜一憂してそれでおしまい。なぜそうなってしまうのか考え、掘り下げて見ることで、試合の見方や、応援する選手・チームへの接し方、競技全体が抱えている問題をも把握することができるようになります。私は、自分が最も好きなスポーツであるバレーボールについて、的外れなところもあるかも知れませんが、自分なりの見方や考え方をここに書いてきたつもりです。

ともするとこの国では、批判すること自体がおかしいことのように扱われることがあり、浪花節が幅を利かせてしまいます。一部には単なる感情的な批判もあることは確かです。でも真剣に考えているからこそ問題意識が芽生え、それを理性的に分析・検討した結果の批判であるなら、それは誰にも非難される筋合いのものではありません。

この雑誌では、そこから議論を生み出そうとしています。雑誌だけでなく、 "Sports Times"というWEBサイトも設け、メディアミックスでの参加型ジャーナリズムを目指しているようです。その意気やよし! あとはどれだけ実質が伴うかですが、じっくりと見守って行きましょう。参加できそうな題材なら、自分もそこに加わりたいと思います。読者(閲覧者)がこういうメディアを育てていかないと、日本にスポーツジャーナリズムは根付きません。大マスコミ主導の「シャンシャン報道」には、もう心底飽きましたから。


まだ少ししか読んでいませんが、バレーの記事もちょっとありました。何と中田姐さんと白井貴子さんの対談です。目次を見ると「死ぬまで頑張るんだという覚悟」というタイトルがついています。2mくらい引きました(笑)。記事はたった4ページですが、酒を飲みつつ4時間も語っていたらしい…。離れたところで全部聞いていたかったですね(爆)。

どうしても昔話になってしまうところが多いですが、2人ともちゃんと問題意識は持っているようです。でもその問題を動かすには至らない。というか、問題意識を持っている人が、バレー界の中枢に入っていけない。中田もテレビが主な仕事場だから、問題の根本には突っ込めないんでしょう。でも白井さんがなかなかいいキャラクターのようで、言いにくいことをハッキリ言っています。罪がない程度に引用します。

編集部:(OQTで)エースの栗原はどうですか?
白井:え? 栗原エースなの?
編集部:ではエースは誰ですか?
白井:エースっているの?

白井さん、素敵です(笑)。むしろ中田の方が昔話に傾きがちですかね。でも「外から見ていると、たまに個人競技を見ているような錯覚になる時があります」という発言には、全面的に同意します。日本語おかしいですが、これは編集者のせいか? 両者とも竹下と高橋に苦言を呈してもいます。

それ以上は書かずにおきましょう。ぜひ読んでみて下さい。かくいう私も、会社帰りに買って、電車の中でこの対談記事を読んだだけなので、これからじっくり見ることにします。五輪前ということもあってか、ホッケーや重量挙げといったマイナー競技にも光を当てていて、そういうところも面白く読めそうです。
posted by 千酔亭 at 21:05| Comment(9) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月21日

OQT 4日目

今日も仕事中にこっそり、タイvsセルビア戦をライスコでチェック(←働け)。しかし残念ながら完敗でした。まあ、これはさすがに仕方ないか。プエルトリコが初勝利を挙げ、韓国はポーランドに完敗でした。4枚目の北京行きチケットをどこが取るか、おそらく韓国かドミニカだと思いますが、今後の興味はそちらに移ってきそうです。

さて、日本vsドミニカはセットカウント3-1で日本が勝ちました。今日はサーブでの狙いがはっきりしていて、それが当たった試合だったと思います。特に第3セット以降、ネット際にポトリと落とすか、若しくはデラクルス狙いで、明確な効果を得られました。まあ、崩されても上から打ってくるくらいの身体能力を持ってるわけですが、それでもブロックの狙いを絞りやすくできたし、デラクルスの決定率をかなり抑えることもできました。ロンドンの打数も少なかったですね。

とはいえ、第1セットは相手のミスに助けられた部分も少なくありませんでした。何と11点ももらっています。バルガスとカブラルがさっぱり止まらず、ヤバいんじゃないかと一瞬思いましたが、何しろサーブ入らないしトス合わないし…。こうなると日本が走らなきゃいけない展開でしたが、ブロックにきっちりつかれてサイドからの攻撃が決まらず、一時は18-18に追いつかれる場面もありました。でもそこからまたドミニカがミスで4点もくれたので、何とか押し切れたという感じ。

ところが第2セットになると逆になります。ポツリポツリとサイドは決まり始めたものの、ブロードが捕まり、サーブレシーブも乱れがち。相変わらずカブラルが止まらない。このセットはむしろ日本側にミスが多く、反対にドミニカのミスは3点だけ。決定力に勝るドミニカに走られました。

問題はこのあとにある10分のインターバル。ドミニカは集中力切れましたね。第3セットのドミニカは、第1セットと同じようにミスを連発し11失点。日本は中盤は栗原と荒木、終盤は高橋がポイントを重ね、このセットを大差で取りました。

第4セットも序盤こそ競っていたものの、徐々にドミニカが崩れ出します。日本のサーブレシーブが安定したこともあって、終盤はサイドの早い攻撃で圧倒しました。試合を見ながらつけていたメモを見るとわかりやすい。序盤はサイド、中盤はセンター、終盤は再びサイドに得点者が集中しています。このセットは日本のプランどおりにできたということでしょう。

デラクルスを狙い通りに抑えられたのが大きかったのは確かですが、それ以上にヌニェスがさっぱりだったことも大きかったように思います。今日は全然機能していませんでした。日本が何かしたわけではなく、単純に調子が悪かったんでしょう。とにかく波が大きい選手です。そういえば、今日もチャレンジリーグの上尾でプレーしていたことには触れませんでしたね。どうしてなんでしょう?

日本の試合内容はなかなか良かったと思いますが、実況は最悪でしたね。今日は「うるさい」「大袈裟」「的外れ」の3拍子揃ったTBSのエース、土井敏之でした。せめて正確にやってくれればいいんですが、木村とロンドンをチームメイトって言うし、第2セットに木村がバックアタックを決めた場面で、「今日初めて決めたーーーっ!!」って嘘言うし(第1セットに2本決めている)、他にも何かいろいろありましたね。バレーボールの実況から外してくれないかな、ホント…。

あとTBSの選手紹介VTRが嫌で仕方ない。選手の心のデリケートな部分を突っついて、こってりした浪花節に仕上げるあのやり方…。唾棄すべき奴らですね、本当に。


明日1日休みを挟んで、次は韓国戦です。勝てば出場決定。まあ、負けることはないでしょう。前回みたいに大騒ぎするのは止めましょうね。そんなことないとは思いますが…。あ〜、でも4年前を思い出すな〜。「すぽると」での中田久美の暴言。まだYouTubeにありましたので、再び載せてしまいましょう。何回見ても笑えます。


ラベル:OQT バレーボール
posted by 千酔亭 at 22:49| Comment(4) | TrackBack(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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