2007年02月27日

データで見る各チームの状況

早いものでV・プレミアリーグは2レグを終了。ここまで18試合
消化して、各チームの個性が良くも悪くも見えてきています。
「予想通り」も「予想外」もあって、なかなか面白いのですが、
今回私はミスによる失点に絞っていろいろ調べてみました。

少々意地の悪い見方ではありますが、そこから見えてくるもの
もあり、それなりに面白い分析にはなったかと思います。


Vリーグのホームページには試合ごとだけじゃなく、チームや
個人ごとの記録が集計され、PDFで公開されています。試合を
見られなくとも、ここからある程度のことを推測することが
可能で、まずは単純にセット平均のミスが少ない順に並べて
みましょう。

miss_total.bmp

まあだいたい予想通りでしょうか。堅いバレーをするチームが
順当に上位に来てますね。NECは自滅ばかりしていた第1レグの
影響で最下位ですが、第2レグは大きく減らしており、逆に増え
ているJTと入れ替わるのは時間の問題でしょう。久光が意外に
多いな〜と思ったんですが、これには明確な理由がありました。

続いてこの数字からサーブミスによる失点のみを抜き出します。
効果率も合わせてご覧いただきましょう。

miss_serve.bmp

何と久光は最もサーブミスの多いチームなのです。もちろん
それには1人で3分の1弱(55本)を占める橋本の存在があるん
ですが…。

効果率はトヨタ車体に次いで高く、それだけ相手のレシーブを
崩している訳ですから、無駄にミスをしているのではない。
それに比べて、効果率が最下位でありながら、失点は2番目に
多いJTは相当問題がありそうです。

ミスは少なく、効果率は高く…ってのが理想ですから、その観点
からすれば、武富士と車体は優秀です。


では次に、最初の数字(ミスによる失点の合計)から、サーブ
ミスによる失点を除いた数字をご覧いただきましょう。表中の
「SP」とはスパイクのことです。

miss_sonota.bmp

久光がいかにサーブ以外のミスが少ないかわかります。こんな
数字を見ているだけでも、首位に立って当然だと思いますね。
東レは明らかにスパイクミスが多く、課題がはっきり見えます。

JTは…ひどいですね〜。ケニーと谷口がせっせと水を汲んでは
いるものの、バケツに何か所も穴が開いていて、そこからどんどん
漏れてしまっている…。そんなイメージが浮かんでしまいます。

ただ、東レもそうなんですが、全日本に3人取られてしまっていて、
しっかり合わせる時間もないままリーグに突入してしまっており、
そこに同情の余地は大いにあります。下位に沈んでいるNECも
杉山が長く離れていました。

全日本組が離れている間にも、チームはどんどん出来上がって
いる訳で、いかに杉山といえど合わせるのは容易ではありません。
その意味では、リーグ直前に未知の外国人が入ったデンソーの
混乱も、察するに余りあるものがあります。

それを言ったら久光も…と思われるかも知れませんが、ここに
大きな違いがあり、「バンチ・リードブロック」という世界標準の
システムを取り入れる久光に対し、「伝統的日本バレー」をする
デンソーには、外国人選手はなじみにくいのかも知れません。
まあ、あくまで想像ですが。


我が武富士バンブーは特別に優れた数字があるわけではなく、
特別に劣った数字もない。それだけバランスの取れたチームで
あり、戦術の確かさと、エースの決定力で勝っているといえる
のではないでしょうか。

明日以降に、そのあたりをもうちょっと掘り下げてみたいと
思います。




posted by 千酔亭 at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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