2010年06月10日

ファンにとってのサマーリーグ

『2010 X・サマーリーグ 開催概要』

サマーリーグの入場料、決勝リーグではそれなりの金額を払っています。でも予選は無料。今回は500円払わなきゃいけないけど、それは入場料ではなく「大会運営協力費」なのだそうな。これはいったい何か? 考えるまでもない。文字通り「大会の運営に充てられる費用」でしょう。よって今回の大会も名目上、「入場料は無料」であるわけだ。

東西に別れてやっていた大会を1つにまとめ、且つ運営にかかる費用の負担をファンに求める。しかし入場料は取らない。

1会場にまとめた大きな理由は費用の削減でしょう。元々は昨年までと同じ運営方法を考えていたはずですが、開催を引き受けてくれるところがなかったのかも知れません。だからこそ、やっぱり疑問なのです。「では、なぜチケット代を取らないのか?」

全席自由の1000円、有料入場者が300人としましょう。30万円あれば、ちょっとした会場の使用料には十分足りるはずです。もしかしてVリーグ機構は、サマーリーグ予選程度の大会で、今まで無料だったものを有料にしたら誰も来てくれない、若しくは苦情が大量に来るとでも思っているんでしょうか?

ファンなら1000円程度のお金は払います。世の中不況で、スポーツを巡る環境が厳しいこともみんなわかっています。少しの金銭的な負担より、試合を見られない事の方がよっぽど辛い。Vリーグではあまり出番のない若手の成長を見る、本当に楽しみな機会なのです。機構側とチームは、それをちゃんと理解してくれているでしょうか?

大会運営協力費を払うことより、東西の開催が一緒になったことより、入場人員の制限が何よりも最悪です。バレーを多くの人に見てもらいたいと思うなら、「ファンを重視」し、「常に発展」して行く姿勢があるなら、こんなことは絶対に止めるべきです。
 
posted by 千酔亭 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

VolleypediaとHowTo本

Volleypedia.JPG

8ヶ月ぶりにこっそり更新します(笑)。

何かを深く知ろうという思いから、本屋でHowTo本を探すとします。その時に何を基準に誌面を見るでしょうか。自分がつい最近買ったのは「ロードバイク 初めてガイドブック」という本。スポーツサイクルはメンテが必須なので、勉強のために買いました。A4オールカラー130ページで、値段は1800円。安くはないけど、でも1度見て放り出すような本でもないから、別に高いとは思わない。もっとコンパクトなのもあったけど、そっちはある程度手慣れている人向けという印象だったし、何よりも見やすさ、わかりやすさを重視しました。

VolleypediaをHowTo本と一括りにするのは少し違うかも知れませんが、「より深い知識・理解を求めて」という購入動機は一緒と思うので、ご容赦いただきましょう。で、A4モノクロ130ページという形態はどうなんでしょうか。自転車メンテの本では、いくつかある選択肢の中からA4オールカラーを選んだ私ですが、本屋の店頭でVolleypediaを見た時、真っ先に思ったことは「え? A4なの?」ということでした。

素人とはいえ、ある程度の知識はありますから、無意識に手にしやすいサイズを考えていたようです。A4だと電車の中では読みにくい。でもここはやはり、技術・戦術の入門編として見ようという方に合わせるべきで、この判型で良しとしましょう。まあ、ここの出版社のバレー関連ムック本はみんな一緒ですがね(笑)。

もう1つ強く感じたことは「写真が見づらい」ということ。例えば19ページ上の連続写真では、まず写真ごとの境が分かりづらく、かつボールが背景に溶け込んでしまって、よく見ないとわかりません。ボールの描く放物線軌道の頂点位置に関する説明写真で、ボールが見えにくいというのは正直いかがなものかと思います。45ページのリードブロックの連続写真もそう。ブロッカーがどのタイミングで反応しているか確認するには、ボールがはっきり見えていることが重要です。

写真をモノクロにしたのは…というか、せざるを得なかったのは価格を考慮してのことでしょうか? 980円。少しでも多くの人に買ってもらおうと思えば、確かに安いに越したことはありません。1000円を切る値段で…ということを意識したのかも知れません。でも最初にも書きましたが、一度見てそれでお終いという内容ではないし、全部とは言わないまでも、一部をカラー写真にすることはできなかったんでしょうか。出版事情に詳しいわけではないので、それがどのくらい値段に跳ね返るのかはわかりませんが、でもこの本にとって必要なことのように思えます。プレー経験のない素人には、実感を伴って理解するということができませんから、写真はとても大事です。

いずれ改訂版が出るものと思いますので、カラー化はその時に期待しましょう。サイズも個人的にはA5が希望だったりします(笑)。twitterであった「電子書籍にして写真と共に動画リンク機能とか付ければ…」という意見はユニークで、ぜひ合わせて実現して欲しいものです。…内容にそのものついては、私ごときど素人がうだうだ言うことは何もありません(^^;)。

少しでも多くの人がこの本を手に取ってくれることを祈っています。
ラベル:バレーボール
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2009年10月13日

"volleyballista"

ちょうど3ヶ月ぶりの更新。忘れられた残骸へようこそ(笑)。

わりと最近のことですが、”Footballista”という雑誌を愛読しています。週刊の海外サッカー専門誌で、お代はたったの300円。でも中身は確実にそれ以上の価値があります。試合結果の論評やインタビューはもちろん、戦術に関するコラムなども面白い。

でも自分がいちばん面白がっているのは「CLデータの深層」という記事。ちなみにCLは”UEFA Champions League”のこと。毎回1つの試合の特定のプレーを取り上げ、はじき出された数字を元に分析を加えて行きます。意図、数字、チーム別の分析、まとめから成る1ページ。

最新号はBARCELONA vs DYNAMO KIEVから。相手からボールを奪った回数と割合を、その位置と選手別にはじき出し、それが「シュートを打つ」という結果にどの程度結びついたかの分析。ディナモの方が奪取数は多いのに、シュート数は20対6でバルサが圧倒しています。

細かい内容はお読みいただくとして、ここで話は唐突にバレーボールに移ります。定期刊行誌が例の「協会機関誌」しかないバレーでは、こんな興味深い分析を読めるのは夢のまた夢。でも”Data Volley”では、おおよそこのような内容の数字がはじき出されているんじゃないでしょうか?

いわゆる「チャンスボール」はともかく、リバウンドとディグからの攻め返しがどの程度「スパイクを打つ」という攻撃に結びついたか。さらには得点になったか。ローテーションごとに数字にすると、なかなか興味深いものになる気がします。もちろんこれは1つの例で、他にも切り口は無数にあります。

定期、不定期を問わず、バレーボールの雑誌にこういう数字が出てこないのは、そこまで突っ込んで見ているファンなんていない…という認識からでしょうか。でも専門誌等のメディアによる発信が(自分の知る限り)皆無である以上、多くの人にとっては興味の持ちようがありません。

バレーボールの見方を「深く」、ただし「分かりやすく」、それでいて「(値段を)安く」紹介できる雑誌があれば、明るい見通しがない現状を、少なからず変えられるんじゃないかと思っています。ちなみに”Footballista”は、表紙も含めて40ページの中綴じ製本。首都圏、関西、東海の駅売店等での販売が中心。それ以外の地域にはメール便での発送を行っています。

ballista_photo.jpg
ラベル:バレーボール
posted by 千酔亭 at 00:38| Comment(3) | TrackBack(0) | バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

PFU&AQUA@Summer League

2ヶ月ぶりの気まぐれ更新。サマーリーグ、土曜日だけ見に行きました。3セットマッチとは言え、1日で5試合見るってのはなかなかしんどいものです。 家に帰って夕食を摂りながら、TVでツール・ド・フランスを見ていたのですが、食べ終わって30分としないうちに猛烈な睡魔に襲われ、そのまま寝てしまいました。23時過ぎに目が覚めて、最終盤の映像は見ることができましたけども。仕事の疲れが抜け切らず、日曜も続けて見に行くと月曜日以降死んでしまうので、今日は家でゆっくり休んでいました。本当は見たいんですけどね。

で、まずはPFU。餅田、清水、大久保の主力ベテラン勢は全く出ていないので、それを前提としてお読み下さい。土曜日の試合結果はまさかの3連敗でした。その原因となった事柄をいくつかのキーワードに沿って、書いて行きます。


この日のPFUを象徴するキーワード その1 「混乱」。

第1試合、監督が(?)ローテーション表の記入ミスというポカをやらかす。

 鈴木 佐藤 足立

 川上 松永 時長 池田

選手は最初こう並んだのですが、すかさず副審が間違いを指摘。

 時長 松永 川上

 足立 佐藤 鈴木 池田

セッターを前衛レフトからスタートさせるなんてことは、古藤ならありですが、およそ考えられないことです。

就任直後で仕方ない側面もあるにせよ、練習の段階から監督の意図が分からず、選手が右往左往という場面を何度も見ました。 その度にいちいち大声で指示するも、説明が下手なのか伝わらず、 監督と同じ東レから移籍した東山がフォローするなんていう一幕もありました。

試合中も常にそんな感じで、失点の場面はともかく、得点が決まっても毎度毎度テクニカルエリアまで出てきて、大声で何か指示を出しています。あなたが流れを切ってるんじゃないの? と言いたくなります。そうかと思うと、連続失点しているのにベンチで腕組みしたまま微動だにせず、瞬く間に大差がついてしまったり…。それで試合後に長々と円陣を組まれては、選手はたまったものじゃありません。


この日のPFUを象徴するキーワード その2 「ユニチカ臭」。

全日本でもお馴染みの3人レシーブで、そんなの取れないよと言いたくなるようなアタックを打ったり、浮き玉を上げたり…。古き「悪しき」ニッポン女子バレーの伝統をたっぷりと見せられました。100m先でも臭いそうな濃い「ユニチカ臭」。怒鳴り声、個人攻撃(昨日の主なターゲットは川上)、非実戦的な練習、全く組織化されていないブロック、だからこそそれとは連動し得ないディグ。時間が経つに連れ、どんどん見ているのが辛くなりました。


この日のPFUを象徴するキーワード その3 「違和感」。

みんな髪の毛が黒いーーーーーーーーーーー!
点取ったあとの「グルグル」はやめろーーーーーーーーーーー!


それにしても時長の膝の具合が心配です。第1試合のときから何か歩き方がおかしいな〜とは思っていたのですが、2試合目の途中からタイムアウトの度に右膝をアイシングするようになり、3試合目には左脚をマッサージする場面すらありました。おそらく右膝をかばうあまり、左脚に負荷がかかっているんだと思います。控えのセッター宮島が不在で、移籍の東山は登録の都合なのかユニフォームを着ていませんでした。怪我と関係があるのかはわかりませんが、時長はどうもトスが低くなりがちで、ここで交代を有効に使えれば…と思う場面が何度かありました。古藤の抜けた穴は小さくないですが、そこを何とか頑張って埋めて欲しいと願っています。

自由な発想でバレーをするPFUブルーキャッツの面影はなくなっていました。昨季のチャレンジリーグ優勝チームだというのに、これまで積み重ねてきたものを全否定された気分です。時代錯誤な「昭和バレー」になってしまうのだとしたら、チームのファンを続ける自信がありません。それくらい、嫌な臭いがする監督でした。選手達はみんな好きなんですけどね…。まだまだ波が大きいとはいえ、足立の成長を嬉しく感じました。立派なエースに育って欲しいものです。


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次にアクアに行きましょう。2試合見ました。1試合目のスタメンは下記の通り。

吉川 村上 伊藤(睦)

高崎 位田 伊藤(智) 熊谷

2試合目は伊藤(智)のところに色摩が入った形。田中弓貴は一度も試合に出ませんでした。率直に感想を書きます。

a) 吉川は現時点でV・チャレンジリーグでプレーするレベルに達していない。
b) センターの控えがもう1枚、できれば2枚欲しい。
c) 新監督の「色」は現時点では全く見えない。

a)について、アクアのホームページを見るとわかりますが、吉川の登録はミドルブロッカーになっています。今回はレフトでの出場。身長が170cmしかないですから、センターよりはサイドで…となったようです。そういう訳なので、いかんせん経験不足。得点より失点がはるかに多く、レセプションも不安定。いいところがほとんどありませんでした。誰よりも本人が一番凹んでると思います。

3試合ともスタメンで、交代することなく出続けたのは、辛抱強く育てて行こうというチームの方針でしょう。思えば色摩も、内定で出ていた07-08シーズンは打っても打っても決まらなかったものです。かと思えば、ラリー中にクイックに入ると、それがあっさり決まったりとか…。まあ、センターからサイドへの転向(若しくはその逆)ってのは、それくらい難しいもの。ファンも長い目で見てあげましょう。まだ1年目。本当にこれからです。

b)について、センターは3試合とも高崎、伊藤(睦)の対角。田中三奈未がまだユニフォームを着られる状態まで回復していないようで、控えがいない状況でした。その伊藤にしても現在の登録はレフトなんですけどね…。センターをもう1枚、できれば2枚欲しいところです。アクアの関係者の方、ここに金子美里と池浦文香を!

c)について、これはまだ仕方がないでしょうか。PFUみたいに突如「激変」されては選手もファンも戸惑ってしまうし、これまでの形をベースに徐々に進化していくのが一番いい。元々はイトーヨーカドーでコーチをしていた方なんですね…。期待しています。

2枚揃っていても間を抜かれる、青猫の悲惨なブロックを見たあとだからか、アクアのブロックが美しく見えました。特に村上と高崎が並ぶローテでは、本当にキレイに腕が伸びていて、スカッとするシャットが何本もありました。

レセプションは田中弓貴が入れば安定するし、あとは対角レフトがもっとしっかりしてくれば、昨日はレセプションに入っていた村上を打ち屋に専念させられます。リベロの熊谷は安心して見ていられました。

セッターの位田は、トス自体は安定していたと思いますが、ライト側への配分の偏りが相変わらずだったようです(特に私が見ていなかった3試合目)。ただ不安に感じるほどではないと思います。うまく説明できないんですが、何かセットアップのフォームが好きなんですよね。体が真っ直ぐに伸びて、きれいなトスが上がる。あとは組み立てのスキルを伸ばしてもらいたい。


で、さきほどサマーリーグの特設ページを見たら、アクアの2位通過が決まりました! 9月の決勝リーグは藤沢での開催。ここなら見に行けます。相手は久光にJT、それと今日スト負けのNEC。はっきり言って全敗の可能性かなり大ですが、何とか一矢報いられるよう応援したいと思います。

posted by 千酔亭 at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) |  → PFUブルーキャッツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月20日

全体移籍へ(追記あり)

<この記事は5/20まで一番上に来るように設定されています。最新の更新はこの下にあります。>


やっと、本当にやっと、武富士バンブーのホームページに全体移籍へ向けてのメッセージが掲載されました。FLASHを駆使した凝ったものになってますが、そんな細工はいいからもっと早く載せろよ! …って感じです。写真をクリックするとそのページが別ウィンドウで開きます。

TakefujiBamboo.JPG

できるだけ多くのサイトに、このページへのリンクを貼ってもらいたいと願っています。今回の件を武富士バンブーという1チームの問題ではなく、Vリーグ全体の問題と認識していただける方。どうかご協力をお願いします。なるべく多くの人の目に触れて欲しいのです。あと1ヶ月半ほどしか時間はありません。この素晴らしいチームを来シーズンも見られるように、ファンは毎日祈る気持ちでいます。

3/7 所沢での永田幸雄部長の言葉

この記事は当面の間、一番上に来るように設定しておきます。


<5/16追記>
武富士バレー部全体移籍が難航…20日チーム活動終了

 今月限りで廃部が決まっているバレーボール・プレミアリーグ女子の武富士の全体移籍が、苦境に立たされたことが分かった。15日をメドに移籍先を探し、リーグの支援も受けながら数社と交渉してきたが、関係者が「まだ決まっていません」と明かしたもの。全体移籍が断たれた場合は個別移籍に切り替えるが、同社では「最大限努力したい」とし、チーム活動が終了する20日まで延長して探す方針だ。

 武富士は01年に休部したイトーヨーカドーを引き継ぐ形で創部。今季の入れ替え戦でチャレンジリーグ(2部)降格も決定している。

スポーツ報知 5/16

小さいけど可能性があるから5日伸ばした…。そう思いたい。
この記事の日付も5月20日に変えました。ため息をつきながら、
朗報を待ちます。まだ終わっていない。

posted by 千酔亭 at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) |  → 武富士バンブー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

Game And Set

武富士が解散へ…女子バレー (スポーツ報知 2009年5月19日21時03分)

今季限りでの廃部が決まっているバレーボール女子、Vリーグの武富士は、チーム全体の移籍先が見つからないため、解散する方向となったことが19日、分かった。

日本代表センターの石川友紀らが所属する武富士は、今季のプレミアリーグ入れ替え戦で敗れ、下部のチャレンジリーグに降格した。武富士の解散で、来季のチャレンジリーグのチーム数は予定されていた12から11に減るため、リーグ運営への影響が懸念される。


栗山米菓、Vチャレンジリーグ復帰 (新潟日報 2009年5月11日)

バレーボール女子地域リーグの実業団チーム、栗山米菓は11日、新潟市内で会見を開き、上位リーグ「Vチャレンジリーグ」への3シーズンぶりの復帰が決まったことを発表した。栗山米菓は併せてJT女子チームのコーチなどを歴任した佐藤稔氏(42)の新監督就任も発表した。

Vチャレンジリーグは国内最高峰の「Vプレミアリーグ」の下部リーグ。栗山米菓は2006年に一度昇格したが8チーム中最下位に終わり、入れ替え戦にも敗れ1シーズンで地域リーグに降格した。昨シーズンは地域リーグプレーオフに進み、準優勝を果たした。

入沢秀寛前監督に代わり指揮を執る佐藤監督は「レシーブとセッターに重点を置く。上位4チームを目指して頑張りたい」と目標を語り、主将兼コーチの門間希は「苦しい場面は多々あると思うが、持っている力を毎試合すべて出していければ結果は見えてくると思う」と気を引き締めていた。

今後、チームは選手補強を進めて11月開幕予定のVチャレンジリーグに備える。さらにトキめき新潟国体成年女子6人制チームの母体として活動する。


地域リーグに落ちるチームがないのに、チャレンジに昇格するチームがある。
リーグを全勝できるチームに代わって、全敗もあり得るチームが加わる。
地域リーグ1位のチームがVリーグに非加盟なので、2位のチームが昇格する。

どう納得しろというのか。仕方ないのはわかるけど、でも受け入れられない。


posted by 千酔亭 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) |  → 武富士バンブー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月25日

写真撮影について

『不安です。』  RYU'S EYES

まずはこのリンク先の記事をお読み下さい。バレーボールをよく取材されているフリーカメラマンの方のblogです。

私自身、2006年の9月に一眼レフのデジカメを買い、それ以降バレー観戦に行く際は、ほぼ毎回持参するようになりました。安物レンズしか持っていませんし、センスを疑われそうな下手な写真ばかりですが、blogに載せていくことを楽しんでいました。

しかしその一方で「肖像権」に、あえてフタをしていたことを認めなくてはなりません。

最初のうちは撮ること自体が楽しくて、せっかく撮ったんだからそれを載せたいという気持ちだけでした。そこから徐々に自分が書きたい内容に沿って場面を選んで撮るようになり、ここ1年は「チャレンジリーグにもこんな魅力的な選手がいるんだ」ということを知らしめたくて、何回かに分けて多く載せるようにしてきました。プレミアに比べて悲しいほど露出が少ないですから、自分としてはそこに意味を見出してきました。

とはいえ、どんな理屈をつけようと、本質的にまずいことには変わりありません。冒頭にリンクを貼った記事を読んで何がショックだったかって、自分の行為が、巡り巡ってバレー界全体に悪影響を与えていたということです。私としては、ここに載せた写真を選手が見ても、嫌な気分になることがないよう配慮してきたつもりですが、そういう問題ではないようです。特に自分は女子の試合ばかり見ているので尚更ですね。

blog上に公開しなければ良いだけのことかも知れません。でも一眼のカメラを当たり前のように構えていることが根本的に問題なのだということを、まず自分が止めることで示したいと思います。「当たり前」と一笑に付される程度のことでも、今はすごく重要に思えるのです。
ラベル:バレーボール
posted by 千酔亭 at 22:04| Comment(6) | TrackBack(0) |  → Vリーグ関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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